うつぶせ新生児の赤ちゃんの寝顔ってまさに天使!ほっぺをつんつんしたり、手をプニプ二したり思わず触りたくなる愛らしさですよね。我が子だったらそのかわいさもひとしお!

でも、新生児の頃の子供の寝顔を見ながら「ちゃんと呼吸してるよね!?」と毎晩心配になっていました。

口元に手を近づけて息をしているか確認したことのあるママも多いはず。

特に、子供が寝返りを始めてうつぶせになっているときは不安でした。窒息したらどうしよう!なんて毎日ハラハラ。起きないようにしずかに仰向けに戻したりしていましたよ。

そこで今回は、そのときに私が知ったうつぶせ寝のポイントをまとめてみました。

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赤ちゃんのうつぶせ寝はいつから?

赤ちゃんのうつぶせ寝

ポイント

うつぶせ寝の始まりは生後5ヶ月〜6ヶ月頃

寝返りができるようになる頃です。

ただし、個人差が大きいため時期には違いがあり、生後3ヶ月から寝返りを始める子もいれば1歳をすぎてからの子もいます。

赤ちゃんは寝返りができるようになるところんと転がって顔やお腹を下にして寝るうつぶせ寝を始めます。

うつぶせ寝の始まりは寝返りが始まる頃です。平均的には生後5ヶ月~6ヶ月頃に始まるとされています。

ただ、個人差も大きいので早い赤ちゃんだと生後3ヶ月頃から、ゆっくりな子だと1歳をすぎてから寝返りを始める子もいます。

寝返りを始めた頃は同じ方向にしか寝返りができず、うつぶせになっても自分で戻れません。

特に夜中は、寝返りをしたものの、うつぶせになったまま疲れてて寝てしまうことがあります。

うつぶせ寝のメリットは?

ポイント

うつぶせ寝のメリットはいくつかあります。

  • 赤ちゃんが安心する
  • 頭の形がきれいになる
  • 呼吸が楽になる
  • 吐きにくくなる
  • 夜泣きが少なくなる
  • 成長を助ける

赤ちゃんにもママにとってもうれしい点ばかりですよね!

野生の動物はお腹を下にして体を縮めるようにしてうつぶせで寝ます。犬やネコたちもうつぶせで寝ますよね。

うつぶせで寝ることで自然な呼吸ができ、睡眠の質が良くなることを動物たちは本能的にしているからです。

同じように赤ちゃんもうつぶせ寝が大好き。ママのお腹の中にいるときの姿に似ているのでとっても安心するんですよ!

うつぶせ寝のメリットは他にもこんなにあります。

頭の形がきれいになる

赤ちゃんの頭は狭い産道を通ってでてくるために、頭蓋骨を重ね合わせ、頭の形を小さくしてでてきます。

そのため、生まれたばかりの赤ちゃんの頭はとってもやわらかく変形しやすいんです。

生後7ヶ月までに骨の形が固まっていきます。それまでに寝ているときに同じ場所ばかりに圧がかかって頭の形が変形したりするといびつな形のまま固まってしまいます。

うつぶせに寝かせてあげることで顔の向け方が左右均等になり、頭の形がきれいになります。

▼参考 赤ちゃんの頭の形がいびつな時の治す方法!いつまで治る?

呼吸が楽になる

うつぶせに寝ることで自然な腹式呼吸ができるメリットがあります。

仰向けに寝るときは、内蔵が重力で背中側に引っ張られます。肺も後ろに引っ張られるので、うつぶせ寝よりも呼吸がしにくい傾向があります。

また、うつぶせであれば背中側にある太い血管が圧迫されないので、血行が良くなり心地よく眠れます。

吐きにくくなる

赤ちゃんは胃の形が未熟なため少しの刺激でミルクを吐き出してしまいます。

仰向けに寝かせていると、胃の上部に空気がたまるのでゲップしたときにミルクも一緒に吐き出しやすいんです。

でも、うつぶせ寝をすることで胃の入り口が上向きになり、空気は上に、飲んだミルクは下にたまります。なので、ゲップのときに空気だけがでやすくなり、吐きにくくなるんですよ。

▼参考 赤ちゃんがしゃっくりでミルクや母乳を吐く。原因と止め方は?

夜泣きが少なくなる

うつぶせ寝で寝ている赤ちゃんはぐっすり眠れることがわかっています。睡眠の質がよくなるため、目覚めたときにぐずることが少なく夜泣きも減ると言われています。

うつぶせ寝の姿勢はママのお腹の中にいた胎児の姿勢と似ています。手足を折り曲げてコンパクトな姿勢になっていると、ママのお腹の中を思い出して安心して眠ることができるんです。

▼参考 夜泣き放置は赤ちゃんの将来に危険が!不登校児や引きこもりの可能性も?

成長を助ける

うつぶせになることで、頭を持ち上げようとしたり首を動かしたり、手足を使う回数が増えます。それによって体の筋力や運動能力が発達します。

筋力がついてくると、首すわりやハイハイが始める時期も早くなるとされています。

また、日中の運動量が増えるので寝付きがよかったり、ぐっすり眠ってくれるようになります。

うつぶせ寝のデメリットは?

叱り方のポイント

ポイント

うつぶせ寝にはデメリットもあります。

  • 窒息の危険がある
  • 乳幼児突然死症候群(SIDS)の危険が高まる

どちらも命に関わる問題なので十分に注意する必要があります。

赤ちゃんのうつぶせ寝にはいくつかメリットがあることがわりましたよね。

でも、一方で、赤ちゃんのうつぶせ寝にはデメリットもあると言われています。

窒息の危険がある

うつぶせ寝は、口や鼻が下を向くので布団や枕などで塞がれてしまうと窒息する危険があります。

首すわり前の赤ちゃんや寝返りができるようになったばかりの赤ちゃんは、息苦しくても自分で顔の向きを変えることができません。危険がないかママが十分に注意してあげることが必要です。

乳幼児突然死症候群(SIDS)の危険が高まる

うつぶせ寝をすることで流用時突然死症候群(SIDS)の危険が高まると言われています。

乳幼児突然死症候群(SIDS)とは、それまで何も問題なく元気だった赤ちゃんが眠っている間に突然死亡してしまうという病気です。

突然なので何の前触れも、前兆もありません。そんなことになってしまったら悲しすぎますよね。

日本では、約5,000人に1人の割合で起こっています。

主に、1歳未満の乳幼児に多く、その中でもとくに生後2ヶ月~6ヶ月の乳児に多くみられます。

現時点では、SIDSのはっきりした原因はわかっていません。

わかっていることは次のような原因ではないか?ということです。

  • 男児
  • 早産児
  • 低出生体重児
  • 冬季
  • 早朝から午前中
  • 室温が高め
  • うつぶせ寝

ですが、これらも調査によって原因ではないか?ということしかわかっていません。

SIDSの赤ちゃんを死後解剖しても原因が見当たらないのだそうです。

欧米の調査では、うつぶせ寝の赤ちゃんに乳幼児突然死症候群が多いという報告があり、うつぶせ寝は危険だという認識が広まりました。

その後、SIDSが減少したという統計結果がでたため、日本でも厚生省がうつぶせ寝をさけるように指導するようになりました。

ただし、うつぶせ寝が直接の原因とは限らず現時点ではSIDAの原因はまだはっきりしていません。

ミルクよりも母乳で育てられている赤ちゃんの方が発症率が低いと報告されていたり、両親が喫煙している場合、非喫煙の両親の約5倍の発症率があると言われています。

知っておくべき8個のポイント

うつぶせ寝知っておくべきこと

ポイント

赤ちゃんをうつぶせ寝させるときに知っておくべきポイントは次の8つです!

  1. 寝返りを始めた頃は特に注意
  2. 赤ちゃんを1人にしない
  3. マットレスは固めを使用する
  4. 赤ちゃんの周りに物を置かない
  5. 枕は使わない
  6. 服や掛け布団が顔を覆わないように
  7. 体温を上げすぎない
  8. 添い寝をしない

安全なうつぶせ寝をするためにも8つのポイントを押さえましょう。

デメリットを聞くと怖くなってしまいますが、うつぶせ寝にはメリットも多いんですよね。

頭の形をきれいにしてあげたい!というママや、寝ている間によく吐いてしまうのが悩みのママにはうつぶせ寝は魅力的です。

では、どうしたら安全にうつぶせ寝をできるのでしょうか?

知っておくべき8個のポイントを見ていきましょう。

1. 寝返りを始めた頃は特に注意

寝返りを始めたばかりの赤ちゃんは、うつぶせになれても仰向けに戻れません。

最初は一方向に寝返りを打ち始め、背中の筋力が発達してくると反対向きにも寝返りがうてるようになります。

その頃の赤ちゃんは顔が布団で塞がれたり、息苦しくても自分で仰向けに戻ることができません。

寝返りを始める生後4ヶ月~5ヶ月頃は、赤ちゃんがどんな姿勢で寝ているかをいつも気にかけてあげてください。

2. 赤ちゃんを1人にしない

うつぶせ寝で寝ている赤ちゃんを絶対に1人にしないようにしましょう!

赤ちゃんの様子がおかしかったり、いつもと違いがないかをよく見てあげます。うつぶせ寝しているときは必ずママが近くにいるように気をつけましょう。

その場を離れる場合は必ず仰向けに戻してあげてくださいね。

3. マットレスは固めを使用する

マットレスや布団は固めのものを使いましょう。アイロン台くらいの固さが目安です。

敷き布団やマットレスが柔らかくて沈み込んでしまうと、赤ちゃんの顔も沈み込んでしまいます。また、柔らかいと寝返りもしづらく、手をついて体を動かそうとしても体が沈んでしまいます。

シーツがくちゃくちゃになっていると赤ちゃんの顔を覆ってしまうことがあるので、ピンと張っておきましょう。

4. 枕は使わない

枕も赤ちゃんの窒息の原因になる可能性があります。寝返りを始めた赤ちゃんは、寝ている間にコロコロ転がって枕の位置がずれていきます。

ずれた枕が赤ちゃんの口や鼻を塞いでしまうことがあるので、使わない方がよいでしょう。大人は枕がないと気持ち悪いですが、赤ちゃんは枕がなくてもぐっすり眠ってくれますよ。

5. 赤ちゃんの周りに物を置かない

赤ちゃんが寝ている近くにものを置いておくと、赤ちゃんの口や鼻を塞いでしまうことがあります。

ぬいぐるみやおもちゃを置きたくなりますが、窒息の可能性が高まりますのでさけましょう。

特に、タオル、おもちゃ、お尻拭き、ビニール袋、おむつなどを赤ちゃんの近くにおいておくのはさけましょう。

寝ている間にさっとおむつを替えて捨てられるようにと、おむつやビニール袋を用意しておきたくなる気持ち、とってもわかります!でも、本当に危険なのでベッドの脇へと移動させましょう。

6. 服や掛け布団が顔を覆わないように

袖がフワフワしているような服や大きめでだぼだぼしている服は口元を塞いでしまう可能性があります。

フード付き、胸元が大きく開いていて寝ている間にずれてしまうような服もさけましょう。

同じようにフワフワした掛け布団なども赤ちゃんの顔を覆ってしまう危険があるので使用を控えましょう。

7. 体温を上げすぎない

SIDSの原因の一つに体温が上がりすぎがあります。

寒いからと赤ちゃんに着込ませすぎていたり、寝ている間も暖房をつけたりして室温を上げ過ぎると、体温が上昇して呼吸が止まってしまうことがあります。

これは赤ちゃんの脳の働きがまだ未熟なために起こります。熱すぎる状態になるとうまく調整できなくなり脳がストップしてしまうため。脳がストップしてしまうと呼吸が止まってしまう恐れがあります。

寒いからといって、着込ませすぎたり、布団を掛けすぎたりすると寝ている間に赤ちゃんの体温が上がりすぎてしまいます。

寝る前に暖房を切ってあげると、室温が下がるときに赤ちゃんも眠たくなり寝付きがよくなりますし、着込ませすぎに気をつけると寝汗で風邪をひく心配も減りますよ!

8. 添い寝をしない

大人との添い寝によって、窒息してしまうケースもあります。

寝ている間に、大人の体が赤ちゃんに覆い被さってしまったり、腕や肩などで赤ちゃんの口や鼻を塞いでしまう危険があります。

パパとママで赤ちゃんを挟んで寝たり、兄弟と川の字で寝たりするのも避けましょう。

ママはホルモンの影響で少しの変化でもさっと目が覚めますが、パパや兄弟は一度ぐっすり寝てしまったら、起きないことも多く赤ちゃんの上に乗ってしまっても気づかないことが多いんです。

生後2ヶ月~6ヶ月頃は赤ちゃんはベビーベッドなどで一人で眠るようにした方が安全です。

寝返りが上手にできるようになり、自分でうつぶせから仰向けに戻れるようになれば家族で添い寝しても大丈夫な目安です。

▼参考 赤ちゃんとの添い寝はいつから?危険な事故を起こさないポイント

うつぶせ寝防止には補助グッズを!

うつぶせ寝にはまだ早いと思うときには寝返りを防止するクッションなどもあります。赤ちゃんグッズのお店で購入できるので心配な方は準備しておくと安心ですよ。

寝返りを始めた頃にうつぶせになっていないかヒヤヒヤして心が休まらなかったり、安心して眠れないママはグッズに頼ってみてもよいかと思います。

ただし、このクッションも使い方に十分注意して窒息につながらないようにしてくださいね。

大切な赤ちゃんに万が一のことがあってからでは遅いです。うつぶせ寝をするときには十分に気をつけながら行ってくださいね。