正しい叱り方子供が1歳頃になると、自分の思い通りに動けるようになったり、興味の幅が広がっていたずらも増えますよね。

ティッシュを箱から出したり、引き出しをあけてタオルをだしたり、なんていうのはかわいいものですが、お友だちをたたいたり、髪の毛をひっぱったりするときには止めなくてはいけません。

そのときに、叱ってもいいのか、迷ってしまいますよね。頭ごなしに怒って子供の心を傷つけるのは嫌だけど、やってはいけないことはしない子に育ってほしいと思います。

いったい、どんな風に叱ればいいのか、どんな風に伝えたら子供に伝わるのか、新米ママはわからないことばかりですよね。

そこで今回は、1歳の子供の正しい叱り方や絶対にしてはいけない7個の注意点をまとめてみました。

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絶対ダメな叱り方7個

イヤイヤ期

ポイント

こんな叱り方はダメです!

  1. 感情的に怒る
  2. 理由を伝えず頭ごなしに叱る
  3. 叱る理由が一貫していない
  4. 大勢の前で叱る
  5. ダラダラと長時間叱る
  6. 過去を持ち出す
  7. 人格を否定する

叱っている理由が正しく伝わらなかったり、子供の心が傷ついて終わってしまう可能性があります。

感情的に怒る

感情的に怒るのと冷静に叱ることには大きな違いがあります。叱るのは、相手を思って諭すのですが、怒るのは出てくる感情に任せて言葉を伝えることです。

ですので、理性的でなかったり、理論的でなかったりしますし、子供の中には感情のみをぶつけられたという記憶が残り、叱る意味が正しく伝わらない可能性があります。

理由を伝えず頭ごなしに叱る

理由を丁寧に伝えないと、子供はただ大人の都合で叱られているような気持ちになります。ママやパパにコントロールされていたり、支配されているように感じることもあります。

叱る理由が一貫していない

前回は叱られなかったのに今回は叱られた、前は叱られなかったのに今回は叱られたなど、叱る理由が一貫していないと子供も混乱します。

何がダメなのかの基準がわからないうえに、毎回違うポイントで怒られることでお子さんもビクビクしてしまいます。

大勢の前で叱る

子供にもプライドがあります。大勢の前で叱ったり、弟や妹の前で叱ったりすると子供のプライドが傷ついてしまいます。

兄弟の上の子を弟や妹の前で叱ってしまうと、プライドが傷ついてその後の兄弟の関係が変わってしまったり、怒られない下の兄弟に対して嫉妬を感じたりします。

ダラダラと長時間叱る

叱る時間は「年齢×1分」が目安とされています。長々と叱ってしまうと、子供にとっては何が大切なのかどうしたらいいのかが伝わらずに終わってしまう可能性があります。

過去を持ち出す

叱るときはすぐにその場で叱ります。

過去の出来事を持ち出していると、子供は何を叱られているのかわからなくなってしまいます。今行った行動に対して叱っているということがきちんと伝わるように叱ります。

人格を否定する

叱るのは、行動に対してです。性格が悪いから、育ちが悪いからなどの人格を否定するような叱り方は、子供にとって救いがありません。

あくまでも今行った行動に対して伝えてあげるようにしましょう。

1歳の子供の叱り方のポイントは?

叱り方のポイント

ポイント

こんなときには叱って行動を止めましょう。

  • 自分を危険にさらすとき
  • 相手を危険にさらすとき

なるべく叱らずに育てたいと思うけれど、そういってもいられません。

次のようなときには、叱らなければいけません。

  • 自分を危険にさらすとき
  • 相手を危険にさらすとき

飛び出して車にひかれてしまいそうになる、ストーブやコンロなど危険なものに近づいたときなど、ケガや命に関わるようなときにはしっかりと叱って止める必要があります。

子供にとってもこれはダメなんだ、してはいけないんだと身につける必要がありますよね。

また、相手を危険にさらすようなときにも叱って止めてください。

例えば、手に持っているおもちゃで相手を叩いてケガをさせそうなとき、突き飛ばしてテーブルの角などで頭を打ちそうなときなど、危険な状況を引き起こしそうなときには、すぐに止めてあげましょう。

叱ることで子供がのびのびと育たないのではないか?大人の目を気にして自分の意見が言えないような子になってしまうのでは?と心配しているママもいらっしゃるかもしれません。

また、1歳児には言っても伝わらない、わかってもらえないと思うかもしれませんよね。

実は、1歳児を叱るときの正しいやり方があるんです。次から正しい叱り方を見ていきましょう。

▼参考 赤ちゃんが電車移動でうるさく泣き喚く!親として気をつけるべき8つのポイント

1歳の子供の正しい叱り方は?

正しい叱り方

ポイント

正しい叱り方の順序は、

  1. 短い言葉で止める
    まずは、すぐに行動を止めます。
  2. 安心させる
    びっくりして泣き出したり、逃げ出す子がいます。抱きしめてあげたりして安心させてあげましょう。
  3. ダメな理由を伝える
    なぜダメだったか、なぜしてはいけなかったのかをわかりやすい言葉で伝えましょう。
  4. どうしたらよかったかを伝える
    どうしたらよかったのかを教えてあげましょう。

短い言葉で止める

コラ!ダメ!などの短い言葉で、まずは子供の行動を止めましょう。

大きな声をだすと、びっくりしていったん行動を止めます。やめて!ダメだよ!という気持ちがしっかりと伝わるように鋭い声真剣な表情で伝えましょう。

安心させる

コラ!ダメ!などを聞いて、子供はいろいろな反応をします。びっくりして泣き出す子や怒り出す子、逃げ出す子もいるかもしれません。

1歳児はまだ善悪の区別がつかないので、ママが大きな声をだした!とびっくりしてしまう子が多いんです。

コラ!と叱ったら、安心させるように抱きしめたり、手を握ってあげましょう「びっくりしたね」「大きな声をだしてごめんね」と伝えてお子さんを安心させてあげましょう。

ダメな理由を伝える

なぜ大きな声をだして叱ったのかを、子供にもわかりやすい言葉で伝えましょう。

「○○ちゃんを叩いたら痛いよ。△△くんも叩かれたら痛いし悲しいでしょ?だから、叩くのはやめようね。」

「道に飛び出したら、危ないよ。車が来て○○くんとぶつかったら、血が出たりケガをして痛いんだよ。」

「お友だちを突き飛ばしたらダメだよ。頭を打ったりしたら大変だよ。やめようね。」

大人には当たり前だと思うことも子供はわかりませんが、子供たちは経験して、ママやパパ、周りの大人たちに教えてもらいながら善悪を身につけていきます。

ですので、ダメな理由を1つ1つ伝えてあげることが大変重要です。

子供の頭の中でイメージしやすいように、ゆっくりと1つ1つの言葉を丁寧に伝えてあげましょう。

どうしたらよかったか伝える

してはいけない理由を伝えたら、しつけとして必要なことを伝えていきましょう。

どうしたらよかったのかどんな行動をとればよかったのかを伝えてあげましょう。

「おもちゃん使いたかったら、貸してと頼むんだよ」

「道を渡るときは右と左を確認して、車が来ていなかったら手を上げて渡るんだよ」

「お友達と一緒に遊びたかったら、遊ぼうと誘えばいいんだよ」

などと教えてあげます。1歳の子供にはまだわからないだろうと思うママもいるかもしれません。

でも、子供はママの言葉は聞こうと思うものです。子供には向き合って、どうしたらよいかを教えてあげましょう。

根気強く何度も伝えてあげましょう

また同じことをしている!何度も何度も言ってもできない!とママはイライラしてしまうかもしれません。

子供はまっさらな状態からいいこと、悪いことを学んでいきます。お子さんがこれはやってはいけないことなんだと認識するには何度も根気よく伝えてあげる必要があります。

根気強く伝えてあげることで、子供の中に情報が蓄積されていき、理解する段階がきます。

ですので、何度言っても伝わらない!と思う気持ちをぐっと抑えて、根気強く繰り返してあげましょう。ママの努力は必ず報われますよ。

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