おすわりが遅い赤ちゃんは毎日できることが増えて成長していくようで見ていて楽しいですよね。この前、首がすわったと思ったのに、おすわりして歩き出してとあっという間に大きくなっていきます。

そんな赤ちゃんの成長ですが思い通りに進まないことや他の子よりも遅かったりすると心配になってしまいます。

私の友人も2歳をすぎても子供が単語しか話さないと発達障害を心配して、いくつも病院をまわって脳の検査をしたりしていました。何も異常は見つからず様子を見ましょうという診断だったそうです。

私から見ると大人が話していることをよく理解しているし活発でよく笑う子で何も心配することはないんじゃないかと思いますが、親にとっては我が子の成長には心配や不安もつきものですよね。

体の機能や言葉の発達が月齢よりも遅いと何か問題があるのかもと心配になってしまいます。中でもおすわりが遅い場合は、練習をしたほうがいいのか、練習する場合いつ頃から始めたらよいかなど気になりますよね。

そこで今回は赤ちゃんのおすわりが遅い場合の対策や練習方法について紹介していきます。

赤ちゃんのおすわりはいつから?

おすわりいつ

ポイント

赤ちゃんのおすわりの目安や生後6ヶ月〜7ヶ月

生後6ヶ月頃から手をついて体を支え始め、8ヶ月頃になると両手を離して安定して座れるようになっていきます。

ただし、おすわりの時期は目安であり成長には個人差があるので遅くても心配しすぎないことが大切です。

おすわりができるようになるのは生後6ヶ月~7ヶ月が一般的だと言われています。赤ちゃんの腰がすわってくる目安が生後6ヶ月頃でおすわりができるようになるのも同じ時期です。

ただし、成長には個人差があるので、生後6ヶ月よりも前に不安定ながらもおすわりのような姿勢をとり始める子もいれば、1歳近くになってできるようになる子などさまざまです。

育児書などを見るとこのくらいの時期にこういうことができるようになります、と目安が書かれているのでそれに当てはまらないと心配になってしまいますよね。

でも、赤ちゃんの成長スピードは早い子もいれば遅い子もいて、元々の個性も強いので長い目で見てあげるようにするとよいでしょう。

赤ちゃんの発達は頭からだんだん下に向かっていきます。最初に首がすわり、腰がすわって、足腰がしっかりしてきます。

6ヶ月頃:両手を使って体を支えられるようになってくる。まだ背中が丸まったり、くにゃっとして不安定。

7ヶ月頃:赤ちゃんの腰がすわる時期。背中がまっすぐになってきて安定してくる。

8ヶ月頃:両手を使わなくても座れるようになってくる

お座りができるようになるには、おしりや内ももの筋力が発達していること、股関節が柔らかくバランスがとれることが必要です。

大人になると意識しなくても簡単に座れますが、赤ちゃんがおすわりできるようになるには、必要な筋力が発達しなくてはいけないんです。

大人が筋肉をつける場合は、筋トレや運動をしますが、赤ちゃんは日々の生活の中で遊んだり、生活することで必要な筋肉を発達させていきます。ですので、特別なことをする必要はありませんが、おもちゃで遊んであげたりして赤ちゃんがおすわりをしたくなるように導いてあげるとよいですね。

おすわりが遅い原因は?

おすわり遅い原因

ポイント

8ヶ月を過ぎてもおすわりする気配がない場合、一般的にはおすわりが遅いと言われています。

おすわりが遅い原因には次のようなものがあります

  • 筋力が発達していない
  • 頭が大きい
  • 股関節が硬い
  • おむつが汚れている
  • おすわりへの興味が薄い
  • 床が固くていやだ
  • 抱っこしてほしい
  • 座り方がわからない

筋力の発達などは成長によって自然に解決されていきます。ママが環境を整えてあげることでおすわりをしたくなることもあるので座り方を教えてあげたり、座り心地のよい場所を作ってあげたりするとよいでしょう。

赤ちゃんがおすわりをしない原因には次のようなものがあると言われています。

筋力が発達していない

お腹やお尻の筋力が発達していないうちはうまく体を支えられないので上手におすわりができません。ふにゃっとして前に手をついたり、体が後ろに倒れたりします。最初はうまくできなくてもおすわりをすることで筋力も発達していくので筋力が発達していないだけが理由であれば、繰り返すことでだんだん上手になっていきますよ。

頭が大きい

体に比べて頭が大きい場合、赤ちゃんはうまくバランスをとることが難しく上手におすわりができません。赤ちゃんの腰がしっかりして筋力が発達すると共にうまくバランスがとれるようになっていきます。

股関節が硬い

おすわりをするときは最初は足を広げて安定させてすわります。この時、股関節が硬いとうまく足を広げられず体が安定しないためうまく座ることができません。また、先天性の股関節脱臼など関節がある場合は左右で足の開き方が違っていたり、左右どちらかに傾いたりします。足の長さが左右で違う、もものしわの数が左右で違うなどの特徴がある場合は股関節脱臼の可能性があります。

おむつが汚れている

おむつが汚れているときはおすわりを嫌がる子が多いです。うんちやおしっこでおむつが汚れていると、おすわりしたときにお尻とおむつが密着して気持ちが悪いんです。いつもはそんなことないのに今日はおすわりを嫌がるというときはおむつをチェックしてみるとよいでしょう。

おすわりへの興味が薄い

おすわりへの興味が薄い場合は座ろうとする欲求が弱くなります。新生児の頃の赤ちゃんはほぼ横抱きで抱っこされてすごします。そこから縦抱きになり、首が座って自分で見たいものを見られるようになっていきます。おすわりをすると寝ているときよりも目線が上がり、視野も広がります。いろんなものを見たい!という欲求によっておすわりをしたくなるのですが、周りへの興味関心が薄い場合はおすわりをしたい欲求も弱くなります。

床が固くていやだ

床が固かったり冷たかったりするとおすわりをしたくない赤ちゃんもいます。まだ上手におすわりができないうちはクッションやマットなどをひいてあげてその上でおすわりさせてあげるとよいでしょう。

抱っこしてほしい

赤ちゃんにも好みがあり、今はおすわりよりもママに抱っこしてほしいという気持ちの時もあります。ママの膝の上ばかりでなかなか自分でおすわりしてくれないと思うこともあるかもしれませんがママの膝の上で座ることで自分でおすわりする時のバランス感覚を養っているので大丈夫ですよ。

座り方がわからない

座り方がわからない場合もあります。その時は、ママが目の前や隣で座って見せてあげることで赤ちゃんもこうやって座るんだなって覚えていきますよ。あまり床に座る習慣のないお宅だと赤ちゃんも床に座る姿になじみがないかもしれません。赤ちゃんはママやパパの行動や仕草を観察して真似して覚えます。いすに座る生活が中心のご家庭の場合、赤ちゃんが座り方を知らない可能性があります。

おすわりが遅い場合は発達障害の可能性も?

発達障害

ポイント

  • おすわりが遅い=発達障害ではありません。
  • おすわりすることの興味が著しく低い場合、おすわりする月齢(8ヶ月)に達しても腰がすわらず筋力が弱い場合などは発達障害の疑いもあります。
  • ただし、あくまでも疑いであり、発達障害は他にも特徴的な症状があるので自己判断せず医師に相談しましょう。

おすわりが極端に遅い場合は発達障害の可能性もゼロとは言い切れませんが、絶対に発達障害だ!と決めつけることもできません。

まずは、赤ちゃんの様子をよく観察してみておすわりが遅い原因がどこにあるのかを見てみましょう。

床が固い、おすわりの仕方がわからないなどであればママが環境を工夫することでおすわりが上手くなっていきますよね。

おすわりができない原因の中で発達障害が疑われるのは、おすわりへの興味が薄い場合と筋力が弱い場合です。ただし、筋力が弱いのは個人差があり単に成長がゆっくりな場合があります。

発達障害の場合は知的障害、精神障害を始め、運動機能の発達の遅れも見られます。

発達障害の場合は周囲への興味が弱くはおすわりへの興味も弱くなりがちです。自発的におすわりをしたい気持ちが芽生えてこないためおすわりが遅くなる傾向があります。

ただ、おすわりが遅いからといって必ずしも発達障害であると断定はできません。発達障害の場合は、人見知りがない、知らない人に抱っこされても泣かない、呼んでも振り向かないなどのおすわり以外の症状もあわせてみることが大切です。

【発達障害の症状】

  • 産声が弱い
  • ほ乳力が弱い
  • ほとんど泣かない、ほどんど笑わない
  • あやしたり呼んでも反応がない
  • 体をほとんど動かさない
  • 目をあわせようとしない
  • 触られるのがイヤ
  • 人見知りしない
  • おもちゃに興味がない

発達障害の診断は3歳以降とされています。3歳をすぎても言葉を話さなかったり、発達障害の症状が見られる場合は自己判断せず医師に相談するとよいでしょう。

赤ちゃんの発達の段階は育児書通りでないことが多々あります。おすわりをする前にハイハイをしたり、おすわりの前に伝い歩きをしたりと順番がいれかわることもまったく珍しくありません。

なので、おすわりが遅くても問題があるのかもしれないと悩みすぎないようにしてくださいね。

おすわりの練習は必要?

おすわり練習

ポイント

おすわりの練習をするときは次のことに注意します。

  • 必ず生後6ヶ月以降に行う
  • 安全な場所で行う
  • 大人が近くで見守る

おすわりの練習で赤ちゃんが怪我をしたり、危険が及ばないように気をつけましょう。

赤ちゃんを直接床に座らせてあげたり、あぐらをかいたママの足の上にのせてあげたりして練習してみましょう。

腰もしっかりすわっていて、月齢も進んでいるのにおすわりをしない場合、練習をした方がいいのかと悩むママも多いようです。

おすわりが遅いなと感じたらおすわりの練習をしてみましょう。

練習する場合は安全な場所で行い、赤ちゃんに無理強いしないようにしましょう。

おすわりの練習の注意点は?

赤ちゃんのおすわりの練習は赤ちゃんの腰がすわる6ヶ月以降に行いましょう。それより前はおすすめできません。なぜかというと、腰がすわっていない赤ちゃんは自分の体を支える力がまだついていません。そんな時期に練習させてしまうと無理に体を支えようとして変なすわり方になってしまったり、逆に体に負担になってしまうことがあるからです。

また、練習を行うときは安全な場所で行いましょう。6ヶ月の赤ちゃんはまだ体がふにゃっとしていて安定しません。後ろや横にすぐに倒れてしまいます。頭を打ったりしないように周囲にものを置かないようにし、クッションなどを周りにおいて赤ちゃんが倒れないように安全を確保しましょう。我が家では授乳クッションを赤ちゃんにはめてお座りさせていました。左右と後ろがサポートできるのでおすすめですよ。

そして、赤ちゃんを座らせるときは必ず大人が近くで見守りましょう。倒れてしまって起き上がれなかったり、変な倒れ方をしないように気をつけます。赤ちゃんに何かあったらすぐに手を伸ばして支えられるようにし、決して1人で練習させないようにしましょう。

バンボチェアのような赤ちゃんを座らせておくイスを使っておすわりを練習する場合もしっかり腰がすわってから行いましょう。バンボチェアは首がすわっていれば使える商品ですが、腰がすわっていないと前のめりになりお腹に食い込んだりして赤ちゃんが苦しい体勢になってしまいます。腰がすわっていないうちの使用は短時間にとどめ、使用中は赤ちゃんから目を離さないようにしてくださいね。

おすわりの練習の方法は?

赤ちゃんの背中側から脇の下に手を入れ、お尻が床にぺたんとつくようにすわらせてあげます。そのまま前にぐにゃっと体が倒れてしまうので、脇の下に手を入れたまま軽く支えてあげるとよいでしょう。慣れてきたら1人ですわれるようになってきます。前に倒れてしまうとお腹が苦しくなってしまうので近くでサポートしてあげてくださいね。

ママがあぐらをかいてその上に座らせてあげるのもよいですよ!後ろに倒れてもママがいるので赤ちゃんも安心ですし、前に倒れたときもママがすぐにサポートしてあげられます。

おすわりが遅かった子のその後はどう?

おすわり

おすわりが遅かった子はどんな風に成長しているのか気になりますよね。発達障害と診断されているのか、それとも成長のスピードが遅かっただけなのかどうなのでしょう。

ネット上での体験談を見てみると、赤ちゃんの頃の成長は遅かったものの成長するにつれて他のこと変わらなくなったという声がほとんどでした。今、心配しているママも長い目でみるとよいかもしれませんね。

一歳半検診で発達障害を疑われた息子がいます。
まあ確かに何をするのも遅かったです。寝返りなんて10か月!言葉も遅いし、歩くのもめちゃくちゃ遅かった・・誕生日が遅い方でもないのに、幼稚園年少位までは、他の子に比べて全てが劣ってましたね。

でも、幼稚園の3年間でみんなに追いつき、小学1年の今では勉強も割とできる方だし、先生からもしっかりした子と言われています。出典:http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2012/0705/521507.htm

息子の発達発育が周囲に比べたら遅かったです。

・首据わり→5ヶ月
・お座り→9ヶ月
・つかまり立ち→1歳3ヶ月
・一人歩き→1歳5ヶ月
・単語1つ→2歳4ヶ月
・2語文→2歳6ヶ月

マンマ、ブーブー程度すら2歳4ヶ月まで何も言えませんでした。
でも主治医が「耳も聞こえているし3歳までは様子をみよう。途中までゆっくり進む時計を持って生まれた子もいるから。」とおおらかだったので私も安心してのんびり育てました。

低体重出生児のため病院での検診は1歳半まで毎月、3歳まで3ヶ月ごとにあってわりと頻繁に診てもらっていたのも安心できた理由です。

3歳まではのんびり発育しましたが、言葉が出始めてからは「普通」でした。
水泳・空手をやり、ピアノと英語が得意な運動部所属の普通の高校生男子です。

出典:http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2012/0705/521507.htm

うちの娘は、つかまり立ちが7ケ月で、お座りが9ケ月でした。

立つのが先だったので、一度立つと戻れないんです。
かならず、ゴッチーンと転倒。
8ケ月のころは青アザが耐えませんでした。

もちろん目も離せません。
座れないくせに立つんだもの。。
娘は4歳ですけど、運動神経は特別良くないけど、
悪くはないです。活発です。

出典:http://oshiete.goo.ne.jp/qa/3423772.html

私の友達の子はお座りをあまりしないままタッチしてあんよし出しましたよ!!

お座りさせても前に倒れちゃう…またお座りさせて
の繰り返しでした。

今では元気に歩き回っています^^(今1歳8ヶ月です)
歩き出したのが1歳4ヶ月くらいでした。

出典:http://oshiete.goo.ne.jp/qa/841351.html

成長した後の声が聞けると安心しますよね。おすわりが遅くても後々の運動神経への影響は少ないと言われていますよ。

成長のスピードも個性のひとつです

同じ月齢の他の子はもうおすわりできているのに、うちの子はできないと思うと焦ってしまいますよね。特に新米ママは初めての子育てなので育児書や母子手帳の目安通り育っていないと悩んでしまいがち。

でも、赤ちゃんの発達の度合いは日々の運動量や栄養状態などで違ってくるので、あまり他の子と比べないことも大切ですよ。

発達障害かもしれないと悩んでいた方も子供が成長してみると結局成長がゆっくりだっただけということが多いようです。1歳を過ぎてやっとおすわりができた子でも発達障害ではなかったという体験もあるので、成長のスピードも子供の個性だと捉えてあげるといいかもしれませんね。