赤ちゃん テレビうちにはネコのおもちゃの小さなハムスターの人形があります。

5センチくらいの小さな人形でいたって普通のハムスターの人形なのですが、生後6ヵ月だった娘に見せたところ大泣き!

びっくりする姿がかわいくて忘れた頃に見せてびっくりさせたりしていました。

でも、娘的にはずっと怖いようで1歳をすぎても慣れませんでした。

たびたび見せては怖がらせていたり、オムツを替えないとハムスターが来るよ!って脅かしたりしていました。

でも、実は、赤ちゃんを怖がらせたりするのはダメなんだそうです。おもちゃ以外にもテレビで怖い映像が流れていたりしますよね。

怖いテレビや映像って赤ちゃんの教育やその後の発達によくない影響を与えてしまうのでしょうか。気になりますよね。

赤ちゃんも怖がる?

赤ちゃん 怖い

赤ちゃんにも怖いという感情があります。

気がついたらママが近くにいなかった、夜目が覚めたら暗闇だったなど赤ちゃんは恐怖を感じると泣きますよね。

恐怖を感じている時の泣き方はほかの時よりも力強くて、ママにそばにいてほしい!抱っこしてほしい!と強く求めています。

実験でも赤ちゃんは恐怖を感じることが明らかになっているんですよ。

あるイギリスの研究者が赤ちゃんの目の前にものをゆっくりと近づけたときは赤ちゃんは泣きませんでした。

でも、同じものを速いスピードで近づけると赤ちゃんは怖がって泣いてしまったそうです。赤ちゃんにも怖いものがあるんですね。

赤ちゃんは特にこんなものを怖がります。

・虫
・暗闇
・大きい音
・怖い顔
・鬼やお化け
・血や怪我

小さい虫や暗闇などは大人でも嫌だったりしますよね。大きい音は何が起こっているのかわからなかったり、びっくりしたりして恐怖に感じます。

怖い顔やお化けなども怖いもののひとつですね。怖がるものは人それぞれですが、大人が怖いなと感じるようなものを赤ちゃんも怖がっていることがわかりますね。

怖いという感情は作られる?

怖い 感情赤ちゃんが自分で怖がるものもあれば、怖いを学習することで怖がることがあります。

自分では怖いと思っていなくても、環境や周りの影響で簡単に怖くなるんです!

それが、心理学者の実験で明らかになっています。

今から100年くらい前にワトソン博士という心理学者川ある実験を行いました。

それは、生後11ヵ月のアルバートくんの恐怖心を作り出せるかどうかという実験です。

まず、博士はアルバートくんに白ネズミを見せました。この段階ではアルバートくんにとって白ネズミは怖いものではありません。手を伸ばして触ろうとします。

でも、その瞬間に近くでゴーン!という大きな音がします。その音を聞いてアルバートくんは音の大きさにびっくりします。

また、しばらくするとアルバートくんは手を伸ばして白ネズミを触ろうとしますが、その瞬間にまたゴーンという大きな音がします。その音を聞いてアルバートくんはまたびくっと驚きます。

これを7回繰り返したところで、アルバートくんの中には白ネズミは怖いものとすり込まれました。それからは白ネズミを見ただけで恐がるようになったんです!

人間が持っている怖いという感情はそのものズバリだけではないんですね。

それを見たときな状況や感情なども関係してきます。

アルバートくんの実験のほかにも、周りの大人が恐がっていたり、怖い怖いと言っていると赤ちゃんはそれは怖いもにんだ!と学習して恐がるようになります。

恐怖心って脳への情報のインプットや学習によっても起こるんですね。

テレビや怖い映像の影響は?

テレビ 怖い

では、赤ちゃんに怖いテレビや映像を見せることの映像ってどうなんでしょう?

赤ちゃんには怖いテレビ番組や映像を見せない方がよいです。

恐怖は学習なので怖いものは簡単に増えていきます。

先ほどのアルバートくんは、その後、白ネズミだけでなく白ウサギも怖がるようになったそうです!!

恐怖心って似た物に伝染していきます。でも、増えるのは簡単だけど消すのは難しいんです!!

だから、あえて怖い番組や映像を見せたりして赤ちゃんの怖いものを増やすのは辞めた方がよいです。

そこからさらに怖いものが増えていく可能性が高いですし、赤ちゃんが恐がりになってしまいます。

また、赤ちゃんって大人から見てかわいいものでも怖がります。

うちの子供は子供向けの番組の中の「鬼のパンツ」という歌を怖がって、歌が始まるとこわい!!と抱きついてきます。

歌のお兄さんとお姉さんが鬼の格好をして歌を歌うんですが、その鬼の格好って大人が見たらかわいいんですよね。

でも、子供にとっては怖いようです。他にもハロウィンのカボチャのお化けのジャックオランタンも本気で怖がります。

赤ちゃんにとって見た目がかわいくても、トリッキーな動きをしたり大きな音がしたりすると怖いんですよね。

テレビ番組や怖い映像は見ている人を驚かそうと作られているので、突然大きな音がしたり、突然物陰から人が現れたりします。

作り物の世界か現実の世界か区別のつかない赤ちゃんが怖い番組を見てしまうと、現実の世界でも怖がるようになってしまう危険があります。

例えば、暗闇を必要以上に怖がるようになったり、一人になるのを怖がったりしてしまいます。

この世界は怖いところなんだと赤ちゃんが認識してしまうと、アルバートくんの例のように次々に怖いものが増えていってしまう可能性があります。

ホラー映像や殺人事件などの怖い映像は赤ちゃんがいないところや眠ったあとに見るなどして、赤ちゃんに見せないようにした方がよいでしょう。

怖がらせるのは教育に悪い?

赤ちゃん 怖がらせる歯を磨かないとお化けが来るよ!早く着替えないと鬼が来るよ!って、言うことを聞かない娘によく使ってました。

でも、この脅してコントロールしようとする方法はNGですって!!

これは赤ちゃんが自分から動こう、こういう理由があるから行動するんだなというという気持ちを削いでしまうんですね。

お化けが来るかもしれないからやらなくちゃ、鬼が来るかもしれないから動かなくちゃと恐怖によって動かされていると大きくなったとき主体的に行動できなくなる恐れがあるんです。

自分の好きなものを選べなくなったり、そもそも何が好きなのかがわからなくなったり。

自分から動けなくて指示を待つだけになってしまったり、怖いものが多くて自由に生きられなかったりと恐怖心で自分を縛ってしまうこともあります。

ママやパパは、あの手この手を使っても思い通りに動かないと、どうしても怖がらせて動かしたくなります。

脅したり、恐怖心で動かすのはその一時はすぐにやることが終わって楽ちんかもしれません。

でも、赤ちゃんの一生を考えると怖がらせたり、怖いという感情で行動させたくないですよね。

赤ちゃんのトラウマになるほど何度も怖がらせるのは辞めましょうね。

怖がったら認めて安心させましょう

怖いという感情は脳の中の反応なのです。だから、赤ちゃんに怖いものをたくさんすり込みたくないですよね。

本能的に怖いものがあるのは仕方がないものなので、気にしすぎないようにしましょうね!

また、怖いものは赤ちゃんによっても違います。

ミッキーマウスが怖い子もいれば、おもちゃのダンプカーが怖い子もいます。

それぞれ怖いものが違うのも個性なので認めてあげましょう。怖がったら「そっか怖いんだね」と怖がっている感情を認めて寄り添ってあげましょう。

そして、抱っこしたり抱きしめてあげたりして安心させてあげてくださいね。

赤ちゃんが怖がっているときに誰も助けてくれない、誰も相手にしてくれないことが赤ちゃんの恐怖をさらに強めてしまいます。

ぎゅっと抱きしめてあげてくださいね。