ポイント
赤ちゃんとの飛行機は準備が大切!大まかな流れは次の通りです。
- フライト・赤ちゃん向けサービスの予約
- 荷物の準備
- 空港での過ごし方
- 機内での過ごし方
座席の選び方や空港での過ごし方で機内での過ごしやすさが変わったりします。赤ちゃん向けサービスは予約が必要なものが多いので事前に予約します。
また、フライトの予定が変更になるなどを想定しておむつや着替えを多めに持つようにしたりともしものときに対応できるようにしておきましょう。
赤ちゃんと一緒に飛行機に乗るには事前に確認したり予約する必要があるサービスがあります。
何が必要か空港ではどんな動きをするのかなど一度頭の中でイメージしておくとよいでしょう。
わからないことは航空会社に電話で確認すると確実ですし、相談にも乗ってくれるのでおすすめですよ!
1. フライト・赤ちゃん向けサービスの予約
電話予約がおすすめです。なぜなら、ネット予約だと席が選べないことがあるからです。
ただし、最近ではネット予約でも好きな席を選べるようになってきたので、航空会社のHPで機体ごとの席の配置図(シートマップ)を確認しながら予約しましょう。
電話予約の場合は、搭乗時期の混雑状況や機内の詳しい様子などを教えてもらえます。心配な場合は電話で相談しながら予約するのがよいでしょう。
チケット購入後は、バシネットや離乳食や赤ちゃん向けの食事の予約をしましょう。
バシネットは当日カウンターでも予約できますが、人気で数に限りがあります。必要な場合はチケット購入後すぐに予約しておきましょう。
また、離乳食や赤ちゃん向けの食事は搭乗何時間前までと決まっているので航空会社に確認し早めに予約しましょう。
【赤ちゃんとの席はどこがいい?】
生後1ヶ月未満の新生児の頃は、まだ首が据わっていないのでママやパパがシートベルトをつけた上から抱っこして乗ります。
バシネットと呼ばれるベビーベッドは事前予約が必要だったり、設置がない便もあるので事前に確認しておきましょう。
ミルクやおむつ替えで頻繁に立ち上がったりするので通路側の席を予約しておくと安心です。赤ちゃんが前の座席を蹴ってしまう心配があるときには前列がいいですね。
【最前列】
前が広く空いているので赤ちゃんを抱っこしていてもゆとりがありますが、前の座席がないため荷物を足下におけないデメリットがあります。CAさんにたのんで上からおろしてもらう必要があります。
【後方の座席】
トイレに近いのでおむつ替えに便利ですが、他のお客さんの移動も多い場所なので授乳などが気になることもあります。ただし、後方の列は人が少なかったり、CAさんをすぐ呼べるメリットもあります。
2. 荷物の準備
赤ちゃん用の荷物を準備しましょう。ベビーカーのあるなしで荷物の量が変わってきます。
同伴者がいる場合は荷物を持ってもらえますが、ママと赤ちゃんのみのときには移動がしやすいか、赤ちゃんは抱っこすすのかベビーカーにするのかなど事前にシミュレーションしてみましょう。
機内に持ち込む荷物は下記を参考にしてみてください。
【機内持ち込み赤ちゃんグッズ】
- おむつ・おしりふき
- ミルク・哺乳瓶
- 授乳ケープ
- 抱っこひも
- 着替え、タオル
- 赤ちゃん用のおもちゃや絵本:音が出ないおもちゃや絵本がおすすめ!
- ゴミ袋
- 長袖やカーディガンなど
- 母子手帳
おむつやおふき、授乳グッズなど赤ちゃんが機内で過ごすのに必要なものは必ず用意しましょう。飛行機の中の温度は1年を通してだいたい20度に設定されています。
夏場は薄着ですがそのまま乗ると寒く感じるので、羽織れるものやタオルやおくるみなど赤ちゃんにかけてあげられるものがあると安心です。
冬場は逆に汗ばむことがあるので、ベストやカーディガンなど脱ぎ気のしやすい服装をしておくとよいですね。
授乳は座席ですることになるので授乳するママは授乳ケープを用意しておきましょう。抱っこひもを持っておくと機内であやしたり、ママが食事をするときなども赤ちゃんを抱っこしていられるので安心です。
シートベルトが装着できれば離発着時も使えるので長時間の移動の場合は必ず用意しておきましょう。
機内に持ち込む荷物は必要最小限にしておくことをおすすめします。赤ちゃんを抱っこしながら狭い機内を移動するのは大変です。
それに、赤ちゃんの荷物はすぐに取り出せるように前の座席の足下においておく必要があります。あんまり大きい荷物にしてしまうと座席の下に置けなくなってしまうので注意してくださいね。
3. 空港での過ごし方
空港には時間に余裕を持って到着しましょう。赤ちゃんを連れての移動やチェックインは思ったよりも時間がかかります。ママがトイレに行くのにも今まで以上に時間がかかるんですよ。
空港についたらオムツを替えたり、授乳をしたりしてフライトに備えます。空港内のキッズスペースで遊ばせたり、散歩をしたりしてフライト中に赤ちゃんが寝てくれるよう調整していくとよいでしょう。
4. 機内での過ごし方
機内では赤ちゃんが安心して過ごせるようになるべく環境を整えてあげましょう。おもちゃやお菓子を用意したり、抱っこひもで抱っこしてあげたりします。
離陸、着陸時は気圧の変化が大きく耳鳴りがするので授乳したりミルクをあげたりして耳抜きをしてあげましょう。
【赤ちゃんとの飛行機で気をつけることは?】
初めての環境で赤ちゃんが不安を感じて泣き出してしまうこともあります。周りに迷惑がかかると思うとママはつい焦ってしまいますが。
そんなときこそ笑顔でゆったりした気持ちであやしてあげましょう。ママが緊張していると赤ちゃんに伝わってさらにぐずってしまいます。
ママが余裕をもって赤ちゃんをあやすためには、隣や前後の人に搭乗してすぐ「赤ちゃんが泣いてしまったらすみません」と声をかけておくとよいでしょう。周りの人も手伝ってくれたり、助けてくれたりするかもしれません。
また、飛行機の中は非常に乾燥しています!水分をこまめに与えたりして乾燥を防ぎましょう。乾燥し過ぎると喉が痛くなったり風邪の原因になったりしてしまうので気をつけてくださいね。