ポイント
離婚が子供にどんな影響を与えるのかを知っておけば対処できますよね。
子供への影響を最小限にとどめるために次のことに意識しましょう。
- 相手の悪口を言わない
- 環境の変化を最小限にとどめる
- 子供と一緒に過ごす時間を確保する
- 子供の様子をよく観察する
- 離婚を前向きに捉える
離婚することは家族にとって大きな影響がありますが、一概に悪いことばかりでもないかもしれません。家族によっての違いも大きいと言われていますが、子供への悪影響を最小限にとどめるためにできるポイントがあります。
子供への心理的なダメージを押さえるために、子供とよく会話してあげることが大切です。
相手の悪口を言わない
離婚の原因が相手にあったとしても悪口を子供に言ったり聞かれたりしないようにしましょう。子供にとっては大切な親です。不倫や浮気が原因だったとしても「パパは一緒に暮らしたい大好きな人を見つけたんだよ」とか「これからはママと一緒に楽しく暮らそうね」と前向きに伝えてあげるとよいでしょう。
環境の変化を最小限にとどめる
一方の親と一緒に暮らさなくなるだけでも子供にとっては大きな変化です。その上、住む場所や幼稚園、学校などの環境も変わってしまうと子供はさらに混乱してしまいます。離婚にあたってできるだけ環境を変えないように努力したいですね。どうしても住む家を変えなくてはいけない場合は、学区外通園を申請したり、週末には元の家の近所の子供と遊ばせてあげるなど対処してあげましょう。
子供と一緒に過ごす時間を確保する
両親が離婚をすると子供にとって生活が一変します。家族が一人いなくなる、経済的に不安定になるなどいろいろな変化がありますよね。離婚前は専業主婦でいつもママが家にいた生活をしていたかもしれませんが、離婚後は母親も働く必要があります。そうなると、仕事で家を空ける時間が長くなり、子供も1人で過ごす時間が増えてしまいます。子供も離婚のストレスを受けている中で、1人で寂しい思いや悲しい思いをするようになります。子供の話を聞いてあげる、子供の思いを受け止めてあげるためにもできるだけ子供と過ごす時間を確保するようにしましょう。
子供の様子をよく観察する
子供が小さいうちは、まだ自分の気持ちをうまく表現できません。そのため、ストレスを抱えていたとしてもうまく言葉で伝えられないので熱や発疹、体調不良など身体に出る場合が少なくありません。子供の様子や体調に異常がないかをよく観察してあげる必要があります。子供の様子がおかしいときは家族や小児科医に相談しながら一緒に過ごす時間をとってあげましょう。
離婚を前向きに捉える
離婚して片親になってしまったことを後悔したり、悔やんだりしていると子供にも伝わります。子供は親が幸せでいてほしいと望んでいます。離婚することが本意でなかったとしても起きてしまったことは変えられません!未来をハッピーにしていくために離婚を前向きに捉えるようにしましょう。