赤ちゃんの頭の歪みには主に5つのタイプがあります。
いびつな頭の形5つのタイプ
- 斜頭症
- 短頭症
- 長頭症
- 小頭症
- 狭頭症
タイプ1 斜頭症
もっとも多い頭の歪みのタイプが斜頭症です。後頭部のどちらか片方がへこんでいて、もう片方が飛び出ているような頭の形のことです。
タイプ2 短頭症
後頭部がペシャンコになる形で、いわゆる絶壁です。長時間、仰向けに寝ることで後頭部が圧迫されることで起こります。
タイプ3 長頭症
鼻から後頭部がまでの長さが長くなる頭の形です。左右どちらかの横向きに寝ている時間が長いとその面が圧迫されていきます。低体重出産児は生まれた直後からしばらく新生児集中治療室(NICU)で過ごすことがあります。その時、チューブなどを装着するために横向きに寝かされるので、長頭症になりやすい傾向があります。
タイプ4 小頭症
頭の形を変形させる病気の1つです。これは、脳の発達が遅れたり、停止することにより頭の大きさが異常に小さくなる病気です。
タイプ5 狭頭症
狭頭症とは、頭の骨が早期にくっついたり、縫合の一部が欠けたりして頭の形がいびつになってしまう状態のことです。脳は発達しているのに頭蓋骨が大きくならないという症状です。赤ちゃんの首が座っても頭のいびつさが気になるときには医師や小児科で相談してみてください。医学的に見てもらえるので安心ですよ。
赤ちゃんを横抱きにする時、親の腕を赤ちゃんの頭の下方、首の上方辺りに当てることで赤ちゃんの首の後ろを圧迫することになりSIDSの原因になるという説はありませんか。
美容室でシャンプーの時、首の後ろの血管が圧迫されることで脳に危険なことが起こるという説がありますよね。