左右交互に授乳

ポイント

赤ちゃんが片方のおっぱいを20分以上飲み続けている場合はいくつか原因があります!

  • うまく飲めていない
  • 母乳の出が悪い
  • 不安感な気持ちになっている

赤ちゃんが長時間飲むと乳首を傷つける原因にもなります。赤ちゃんが飲み続ける原因を取り除いてあげましょう。

赤ちゃんが片方のおっぱいを長時間飲んでいるときは、おっぱいから離れない原因があります。

うまく飲めていない

赤ちゃんが母乳をうまく飲めていないときには、いつまでも吸い付いていて離れません。お腹がいっぱいにならないんですね。うまく吸えない原因は赤ちゃんが乳首をくわえる角度が悪かったり、体がねじれていてうまく飲み込めないなどです。

ママは、授乳の時に赤ちゃんの体がまっすぐになるように抱っこしてあげましょう。体がねじれていたり、まっすぐでないと赤ちゃんの食道もねじれて母乳を飲み込みにくくなるんです。

また、赤ちゃんが奥までしっかりと乳首をくわえ込めるようにしてあげましょう。ママの乳輪が見えなくなるくらいしっかりくわえ込むのがポイントです。

また、母乳が出過ぎていてうまく飲めないこともあります。その場合は、授乳前に少し搾乳してみましょう。

その他に、途中で吐き戻しをしてしまう赤ちゃんも長時間おっぱいから離れなくなります。吐き戻してしまうときには、途中でゲップをさせてあげたり、縦抱きにしてあげると落ち着いて飲めるようになりますよ。

母乳の出が悪い

母乳の出が悪いときにも赤ちゃんが満腹になるまで時間がかかってしまいます。母乳の出が悪いときは、体を温めて結構をよくしたり、おっぱいをホットタオルで温めたりしてみましょう。おっぱいのマッサージをしてみるのもよいですね。特に、冬場は寒さで体が縮こまることで、おっぱいの出が悪くなりやすいんですよ。

また、おっぱいが詰まっていると母乳の量が減り飲みにくくなります。いつも同じ方向や抱き方で授乳していると、飲み残しによってつまり安くなります。抱き方を変えてみると違う角度から吸ってもらえるので詰まりにくくなりますよ。

【授乳のやり方】

  • 横抱き:赤ちゃんを横向きに抱き授乳します。
  • 縦抱き:赤ちゃんの首をしっかり押さえて縦に抱っこします。乳首をしっかりくわえこめる姿勢です。
  • フットボール抱き:赤ちゃんを小脇に抱え、横から頭だけだして乳首を吸わせます。吸い付きが苦手な赤ちゃんにおすすめです。
  • 四つん這い:赤ちゃんを床に寝かせて四つん這いで授乳します。おっぱいが重力で引っ張られるので乳房全体から母乳がでます。詰まりやすいままにおすすめです。

不安感な気持ちになっている

赤ちゃんが不安を感じているときは、おっぱいを触って安心しようとします。そのため、お腹がいっぱいでもおっぱいに吸い付いては離れようとしないんです。母乳の出に問題がないときやしっかり飲めていそうなのに、長時間吸っているときは不安感を感じている可能性があります。

赤ちゃんに「大丈夫だよ〜」とか「お腹いっぱいになったかな?」などママが声をかけてあげるといいでしょう。ぎゅっと抱きしめてあげたり、ママの肌に密着して抱っこしていると赤ちゃんも安心してくれますよ。

他にも、オムツが濡れて気持ちが悪いときなど、不快な感覚をごまかすために長時間おっぱいから離れないこともありますよ。

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