ポイント
具体的にどんなときに上の子にイライラしやすいのか見ていきましょう。
- 上の子が下の子をいじめる
- 赤ちゃんを守らなければと思う
- 上の子が赤ちゃん返りをする
- 授乳のときに限ってべたべたしてくる
- ママが精神的にも体力的にも疲れている
- 上の子かわいくない症候群
どんなときにイライラしやすいかを知っておくだけでも自分だけじゃないんだ!って気持ちが楽になることがありますよ。
上の子が下の子をいじめる
ママが下の子のお世話をしているとしっとして赤ちゃんにいじわるしたり、たたいたりします。そんな上の子の姿を見るとさらにイライラがつのってしまいますよね。今まで自分の方にママの目が向いていたのに下の子ばかりになって寂しいけどうまく表現ができなくてつい手が出てしまうんですね。
赤ちゃんを守らなければと思う
産後は赤ちゃんを守らなければいけないという気分になります。これは、産後のホルモンの働きでもあるので仕方がありません。上の子よりも小さい赤ちゃんを守らなければという思いが強くなるので上の子に対してイライラしたり、うっとおしく思ってしまいます。
上の子が赤ちゃん返りをする
授乳のときに限って上の子が甘えてきたり、赤ちゃんを抱っこしていると上の子が嫉妬したりしてきます。卒乳しているのにおっぱいを飲みたがったり、抱っこしてもらいたくなったり、ママにごはんを食べさせてもらおうとしたりしてママとの関わりを求めてきます。ただでさえ手がいっぱいなのに、自分でできることは自分でやって~!!と思ってしまいますよね。
授乳のときに限ってべたべたしてくる
ママが赤ちゃんのお世話をしなければいけないときに限って「ママー抱っこー!」「ママー遊んでほしいー」って絡んできます。ママの関心が赤ちゃんに向いていることがさみしかったり、悔しかったりするんですよね。
ママが精神的にも体力的にも疲れている
出産はただでさえ体力を使うのでママもへとへとです。産院から家に帰れば上の子が待っていて、上の子と赤ちゃん2人のお世話が始まります。疲れているとただでさえ心の余裕がなくてイライラしてしまいます。
上の子かわいくない症候群
下の子が産まれるまでは上の子が一番!というママも、赤ちゃんが産まれると上の子をうっとうしいと思うことがあります。それに自己嫌悪してしまうママも多いのですがこれって産後のホルモンの影響もあって自然なことなんです。
産後は赤ちゃんを守ろうとする本能が働くので、赤ちゃん以外のものに対しての防衛反応で上の子にさえかわいくないって思います。また、小さい赤ちゃんを見ていると上の子がやたらと大きく見えるのでかわいさが半減します。なので、上の子が甘えてきたり、近よってきてもかわいいと思えなかったり、まとわりついてくることにイライラしたりムカムカしたりしてしまいます。