ポイント
引きこもりや不登校になる原因は大きく分けて3つだと言われています。
- 親が原因
- 子供自身が原因
- 環境が原因
中でも親の子供に対する態度や関わり方の影響が強いです。
引きこもりや不登校になりやすい子供には家庭環境や育て方などに共通点があると言われています。大きく分けると3つのポイントがあるので見ていきましょう。
親が原因
引きこもりや不登校の原因が親にある場合は親の子供に対する態度が問題になっている可能性があります。
・過干渉
・放任
・支配的
親の地位や職業が立派で指導的立場にあるような人、世間的に成功している人ほど自分と同じように育ってほしい、自分のように立派になってほしいという思いが強すぎてその価値観を子供に押し付けるようになってしまうことがあります。
子供の元々持っている個性や才能を伸ばしてあげることよりも自分のように成功できる人間になるということを強要してしまうんです。
他にも放任主義の家庭では子供の好き勝手生活させます。そうなると自分の我を通したかったり、わがままになったりして学校や社会にうまくなじめず引きこもったり不登校の原因になってしまいます。
子供が原因
・無気力
・親と離れたくない
・社会が怖い
・発達障害
引きこもりや不登校の原因には子供の性格も大きいと言われています。繊細で周りの人の言動がきになるような細やかな性格の場合、周りの人の態度や言葉に敏感になってしまい集団行動をしたくない原因になったりします。
また、何でも親にやってもらって育った場合、親とは慣れるのが怖い、親とは慣れたくないという思いが強くなりいつまでたっても自立できなくなってしまいます。
他にも発達障害を持っている場合などは周りの人と調和できなかったり、みんなができることがうまくできず劣等感を抱いたりしてだんだん学校に行きたくなくなってしまいます。
環境が原因
・対人関係にトラブルがあった
・先生や友達とうまくいかない
・環境になじめない
親の転勤で引っ越しが多い、転校先で馴染めない、先生と相性が悪いときも不登校の原因になります。先生は1年間変わらないし、うまくつきあわないと成績を悪くされそうだったりして子供にもプレッシャーです。