2014年3月26日に国土交通省によって「ベビーカーマーク」が作られました。
これは、公共交通機関などでベビーカーを使用しやすくすることが目的で、電車などでベビーカーを畳む呼びかけは混雑時も含めて「原則なし」としています。
ベビーカーマークはベビーカーの優先スペースを示していて、最近では車両によってベビーカー用のスペースがとってある場合があります。
国土交通省が行った検討会ではベビーカーを畳むマークの作成も検討されたそうですが安全性の観点から問題があるとのことで作成には至りませんでした。
ベビーカーを畳むことへの懸念
- 子供の荷物が多く抱っこしながら荷物とベビーカーを持つのは大変
- ベビーカーを畳んで赤ちゃんを抱っこするのは困難
- ベビーカーを畳んで抱っこするのは体勢が不安定になり転倒の危険がある
ベビーカーの後ろに掛けた荷物が重すぎて亞ちゃんを抱っこした際にベビーカーが倒れてしまう事故も多く、ベビーカーを畳む呼びかけは行わないようにしたそうです。
ベビーカーマークのメリット
ベビーカーマークは子連れのママにとってうれしいですよね、ベビーカーを畳まなくてもいいとこんなメリットがあります。
スムーズに乗り降りができる
子供を抱っこしてベビーカーを畳んで、荷物と畳んだベビーカーを持って乗車しなければいけないと乗車の準備に時間がかかります。乗ってからもベビーカーを立てかけておける場所を見つけて、荷物を棚に上げてと大変ですよね。ベビーカーのまま乗車できればスムーズでママも助かりますよね。
赤ちゃんを安全に乗せられる
ベビーカーに乗せたまま乗り降りができると赤ちゃんも安全です。ベルトやセーフティーガードがあればベビーカーから抜け出してしまうこともありません。また、ママが荷物を持って赤ちゃんを抱っこすると転倒の危険もあります。車内でも赤ちゃんがベビーカーから抜け出すことなく過ごせるので安心です。
寝ている場合に起こさなくてもいい
電車に乗っている間、赤ちゃんが寝ていてくれたら静かに乗れるのでうれしいですよね。せっかく寝ていても、ベビーカーを畳まなければいけなかったら赤ちゃんを抱っこしなくてはいけません。赤ちゃんが起きてしまうリスクなく乗車できるのはうれしいです。
ベビーカーで乗ってもいいのか悩んだり迷ってしまうママにとってはありがたいマークです。ママがソワソワしていたり、不安だったりすると赤ちゃんにも伝わるので安心して乗れるのは安心です。