赤ちゃんの様子も普段と変わりなくて、哺乳瓶の乳首も大丈夫なはずというときは他にも原因があるかもしれません。
ミルクの味がイヤ!
日本の粉ミルクは母乳に近づくように研究されているので栄養満点。でも、味はメーカーによって少しずつ違いがあるんです。赤ちゃんって大人よりも味覚が敏感なので粉ミルクのメーカーを変えたりすると好みじゃなくて飲まなかったりします。他にもミルクのメーカーを変えていなくても赤ちゃんが飲まないこともあります。母乳はママがその日に食べたものや体調によって味が変わりますが、ミルクは味は変わらないはずですよね。今までは同じように飲んでいても急に味に飽きちゃうこともあるんです!メーカーを変えたわけでもないのにミルクを嫌がるのは味に飽きてしまったか、もしくは次の3つの原因が考えられるので順番に見ていきましょう。
ミルクの温度がイヤ
ミルクを変えたわけでもないのに嫌がる場合はミルクの温度が赤ちゃんの好みじゃないかもしれません。赤ちゃんによって好みの温度があるので、熱すぎたり冷たすぎたりするとイヤがります!急いで作ってしまうとついつい温度が適当になったりしますよね。私も、これくらいならまあいいか!と思って熱めのミルクを上げたら嫌がって哺乳瓶を投げられました。慣れてくるとこれくらいかなーって感覚でミルクを作りますが赤ちゃんが嫌がる場合はきちんと人肌にして飲ませてあげてみるといいと思いますよ。冬の寒い日や夏の暑い日なんかはママの温度感覚も変わったりするので一度きちんと測って作ってみるといいかもしれません。
ミルクの濃度がイヤ
ミルクの味は好きだけど、ミルクの濃度が薄すぎたり、濃すぎたりしてイヤという赤ちゃんもいます。ミルクを作るときってちょっと多めに水を入れちゃったりすることもありますよね。そうなると普段飲んでいるものよりも味が薄くなってしまいますし、逆に水が少ないと普段より濃くなってしまいます。粉ミルクは分量通りに作ることを推奨されているので毎回水の分量が違っていないかママはチェックしてみるといいかもしれませんね。
お腹がすいていない
赤ちゃんってすぐに泣くので泣いたらお腹が減ってるのかなって思ってすぐにミルクをあげたりしていませんか?でも、実は赤ちゃんが泣く理由って他にもいろいろあるんですよ。おむつが濡れて気持ちが悪い、誰かにかまってほしい、抱っこしてほしい、暑い・寒いなど理由はさまざまなんです!だから、泣いているからってお腹が減っているわけではなくて他の理由で泣いている場合があります。前のミルクからあまり時間が経っていない場合や他のお腹が減っている以外の理由があるかどうか確認してみてください。
これらの理由以外にも抱っこの体勢がイヤだったり、体がねじれていて飲みにくいなどの原因もあります。