ポイント
シングルマザーの子供の特徴には次のようなものがあると言われています。
- 過剰に甘える
- 攻撃的になる
- 非常識
- 我慢強い
- 大人びている
- いい子
- 思いやりがある
- 両親が揃っている家庭の子と違わない
母子家庭というだけで厳しい目で見られている部分があります。母親がどれだけ子供の気持ちに気づき、ケアしてあげられるかがポイントになりそうです。
シングルマザーの子供は両親が揃っている家庭の子供と何が違うのでしょうか?
母子家庭というだけで、偏見の目で見られることがあります。ですので、両親が揃っている家庭以上に厳しい目で見られることは避けられません。
幼稚園や学校で何か問題があると「あの子は母子家庭だから」「父親がいないから」と言われてしまうことがあります。母親がどれだけ頑張っていても、子供に手をかけていてもそう見られてしまうのは仕方がありません。
過剰に甘える
愛情不足から過剰に甘えることがあります。母親にべったりになる子も少なくないようです。子供にとっては母親しか愛情を埋める相手がいないからです。母親に対してだけでなく親戚や年上のお姉さんやお兄さんなどにも甘えることがあります。ただし、成長していけばバランスがとれてきますし、将来人に上手に甘えられるような子になる可能性があります。
攻撃的になる
甘えん坊になるのと反対に、愛情不足から攻撃的になる子もいます。家に帰っても母親が仕事で1人での時間を過ごさなければならなかったり、寂しい思いをすることで不安定になり攻撃的になってしまいます。攻撃的になると保育園や幼稚園で周りのこと衝突してしまったりしてさらにストレスに感じてしまいます。
大きくなっていくにつれて自分の感情をうまく表現できるようになっていきますが、母親は子供の寂しさに気づいてあげ対処してあげることが大切です。お休みの日は積極的にふれあったり、毎日会話する時間をもつようにしましょう。
非常識
親のしつけや教育が行き届かない分、非常識だと見られてしまう子も少なくありません。家にお邪魔するときは挨拶をする、靴を揃えるなど小さなことも見られています。ごはんを食べるときにきれいに食べるなどの基本的な生活マナーができていないと、母親のしつけや教育が行き届いていないからだと見られます。
我慢強い
母親が忙しいので迷惑をかけてはいけない、負担になってはいけないと子供ながらに母親を思いやって寂しさを我慢することがあります。寂しさや心細さを自分1人で耐えて乗り越えようと溜め込んだり、自分が良い子じゃないから父親がいなくなったと勘違いしてしまったりします。我慢強いことは悪いことばかりではありませんが、溜め込み過ぎるとどこかで爆発してしまうこともあります。子供とコミュニケーションを上手に取って吐き出させてあげることが大切です。
大人びている
父親がいないことで自分も早く大人になって母親を支えようという気持ちから早くから大人びている子もいます。子供がきゃーきゃーと騒ぐような場面で、冷静だったり落ち着いていることが多いようです。そんな子供に対してかわいげがないという大人がいて傷ついてしまう子もいます。大人びているのは子供心に上手に生きようという現れであって、決して強いからではないのです。
いい子
父親がいないのは自分がいい子じゃなかったからかもしれない、自分がいい子じゃないと母親もいなくなってしまうかもしれないという不安を抱えているのでいい子でいようとします。自分の意見を言わないで人にあわせたり、みんなの後ろに隠れていようとすることもあります。母子家庭だからといわれないように必死にいい子をしている子もいます。
思いやりがある
母親が自分のために育ててくれている背中をみているので感謝の気持ちがあり、人の気持ちがわかる子に育ちます。人の寂しさや気持ちがわかるので人を助けたり親身に話を聞いてくれたりする傾向にあります。また、母親が頑張っている姿を見ているのでまじめに勉強に取り組む子も多いようです。
両親が揃っている家庭の子と違わない
いろいろな意見がありますが、両親が揃っている家庭の子と何も違わないという意見も多いです。両親揃っていても共働きで子供のケアができていないことがあるし、専業主婦で子供に過剰に手をかけすぎている家庭などそれぞれです。どれだけ子供と向き合って理解し合えているか?ということがポイントになりそうです。
大人の目が行き届かない分、シングルマザーの家庭は思春期にぐれやすいとも言われますが、母親の姿を見て真面目に育つ子も多くいます。
シングルマザーだからといって子供が素直に育たないという訳ではありません。