子供に父親を作ってあげたい、シングルマザーでは心細いと思うと早く再婚した方がよいかもと悩みますよね。
でも、シングルマザーにとって再婚は子供のことを優先する必要があります。
子供にとって居心地のよい相手でなくてはストレスがたまるし、家族仲もうまくいかなくなってしまいます。まだ子供が小さいうちは子供の意見を聞くのは難しいかもしれませんが徐々に慣れていってもらう必要があります。
シングルマザーが再婚するときのポイントを子供の年齢別に見ていきましょう。
子供が小さい場合
子供が幼児や小学校低学年で離婚や死別で父親の存在が身近でない場合は、父親がどういうものかどんな暮らしなのかがわかりません。子供にとってママが一番の存在で、ママの愛情を思いっきり受けたいと思っています。そんな母親に自分以外の好きな人ができてしまった場合、子供はママが取られてしまうような気持ちになり不安になってしまいます。
再婚を考えている彼氏がいるのであれば徐々に会わせていくことで「遊んでくれる」「優しい」と友達のような関係からスタートさせることができます。子供に寄り添いながら距離を縮めていくことが大切です。
思春期の場合
子供が大人になっていく段階で、子供にとってもさまざまな折り合いのつかないような感情を抱いている頃です。親に反抗したり、批判の目を向けたくなる時期ですし、本人にとっても進路や友達関係で悩む時期です。そんな時期に母親に彼氏ができたとなるとさらに母に反感をもったり、嫌悪感を抱いてしまうこともあります。子供と話して理解してもらえる場合もありますが、親に負担をかけまいと我慢して自分の中にためてしまう子もいます。
おすすめは子供の思春期が終わるまで交際していることを明らかにせず、子供の進路やフォローを第一優先にします・ただし、敏感な年頃でもあるので特に女の子は母親の変化などに気づきやすい時期でもあります。もし、子供に突っ込まれた場合は、隠し通すよりも堂々と打ち明けてしまった方が信頼感が産まれる場合があります。
成人している場合
子供も恋愛したり、さまざまな経験をしています。独り立ちして生活したり、結婚を意識するようになると母親の気持ちや母親の幸せを考えられるようになります。ただし、いつまでたっても子供にとって母親の気持ちが大きいですし、母親に彼氏ができることは穏やかな気持ちに慣れないこともあります。母親の幸せを応援してくれるケースも多くなってくるので素直に話してみて、子供に紹介してみるのも一つの手です。
再婚すべきかどうかは、子供の気持ちや子供の年齢を考えて決断しましょう。母親も1人の女性なので恋をしたり、自分の幸せを考えると積極的に婚活したりしたくなるかもしれません。
でも、状況によっては子供が混乱したり、突然父親だと言われても受け入れられないこともあります。子供の気持ちをないがしろにせずよくコミュニケーションをとることが大切です。