ポイント
同じ方のおっぱいばかり飲んでしまう原因は、
- 反対側のおっぱいの出方がキライ:勢いよく出る、量が出ないなどおっぱいの出方には好みがあり、同じ方ばかりのもうとします。
- 陥没などで吸いやすさに違いがある:乳首の陥没や変形などで吸ってもなかなか出なかったり、吸い付きにくかったりするとできるだけ飲みやすい方のおっぱいにしようと同じ方ばかりになることがあります。
- ママの抱き方が左右で違う:利き手じゃない方で抱っこするときは力が弱いので、赤ちゃんの頭や体が下がってしまいうまく乳首をくわえられないことがあります。
左右均等に飲んでもらうには、
「嫌いな方・飲まない方のおっぱいから授乳する」です!
同じ方のおっぱいばかり飲んでしまう赤ちゃんもいます。うちの子もそうだったので、片方のおっぱいばかり出がよくなってしまい乳房の大きさがまったく違ってしまいました。
何で同じ方向ばかりなんだろう!と疑問でしたが、赤ちゃんにとっては飲みやすさや好みがあったんですね。
同じ方ばかり飲んでしまう原因には次のようなものがあります。
- 反対側のおっぱいの出方がキライ
- 陥没などで吸いやすさに違いがある
- ママの抱き方が左右で違う
反対側のおっぱいの出方がキライ
左右で母乳の出方が違う場合、右が好き!左が好き!などの好みが出ます。母乳が出なさすぎてこちら側はキライ!と言う子もいれば、出過ぎて飲みにくい!と感じている子もいます。
でなさすぎであれば、最初にそちら側から飲んでもらい時間も少し長めにしておくとよいでしょう。
出過ぎる場合は授乳前に絞っておき、反対側のから先にあげるようにしましょう。赤ちゃんがよく出る乳房が好きでそちらばかり飲んでいると、乳房で生産される母乳の量が左右で変わってきます。
よく飲む方ばかり生産され、おっぱいも張ってしまうので左右均等にあげられるように工夫してくださいね。
陥没などで吸いやすさに違いがある
乳首の形が変形していたり、陥没していると赤ちゃんも吸いにくく吸いやすい方のおっぱいばかり飲んでしまいます。乳首の陥没や変形があるときは、産院や助産師さんに相談してみましょう。また、抱き方によって赤ちゃんの飲みやすさも変わってきます。
横抱きではなかなか飲んでくれないけど、縦抱きにしたらちゃんと左右飲んでくれるようになった!ということもあるので、抱き方を変えて試してみてくださいね。
ママの抱き方が左右で違う
ママの抱き方が左右で違っていると赤ちゃんは好きな方で抱っこしてもらおうとします。また、ママにとっても自分の利き手側で抱っこする方が楽なので、つい無意識に同じ方のおっぱいばかり授乳をしてしまうことがあります。
利き手じゃない方は、どうしても力が少し弱くなるので利き手側よりも赤ちゃんの頭が下になったり、変な力が入ってまっすぐに抱っこできていないということもあります。大変ですが、ママはできるだけ左右均等に抱っこできるように角度や高さなどを調整しながら授乳してみましょう。
左右均等に飲んでもらうためには、おっぱいの出方を調整したり、抱き方を変えたりして工夫することに加えて、
嫌いな方・飲まない方のおっぱいから授乳をしましょう!
まずは、赤ちゃんが飲みたがらない乳房から授乳を始めて、目安の時間まで飲んでくれたら反対側に移るようにしてみましょう。赤ちゃんが目安時間まで待てずに反対側を欲しがる場合もあります。
そのときには、再度最初のおっぱいに戻って左右の授乳量ができるだけ均等になるようにしてみるとよいですよ。