ポイント
- 赤ちゃんの視力が弱いのは脳の発達が関係しています。
- 目で見た情報は脳で処理され理解されますが、産まれたばかりの赤ちゃんは情報処理能力が未熟なため視力が弱いのです。
- 体の発達とともに体の動きと連動したり視野が広がっていきます。
- 3歳くらいまでに興味のあるものをたくさん見せてあげると視力にもよい影響を与えます。
赤ちゃんが大人と同じくらいの視力になるのには時間がかかりますね。なぜそんなにも時間がかかるのでしょうか?これには、脳の発達と関係があります。
私たちは目から入ってきた情報を脳で処理して理解しています。産まれたばかりの赤ちゃんは脳や視神経が未熟で情報をうまく処理できません。
そもそもすべてが初めての体験である赤ちゃんの脳にとって、物や人を見ても最初はそれが何なのか判断したり理解することができないんです。
毎日いろいろな物を繰り返し見続けることで、脳が経験し理解したり半堕することができるようになっていきます。
成長するにつれて左右の目の動きが連動してきたり、目で見た物を手でつかむという動作ができるようになったり、首がすわっておすわりができるようになったり立ち上がることができるようになることで視野や視界が広がっていきます。それによってより遠くを見渡せるようになったり、奥行きや距離感がつかめるようになってきます。
さまざまな色や形などの情報が脳に伝えられることで視力も上がってきます。3歳までに興味のあるものをたくさん見せてあげると脳への刺激が増え、視力にも影響を与えていきます。
テレビの見せすぎで視力が弱い?
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