ポイント
テレビを見ることですぐに視力が低下することはありません。
テレビは適切にみることで赤ちゃんや子供の視力低下を防ぐことができます。
- テレビとの距離をとる
- 時間を決めてみる
- コミュニケーションのツールとして活用する
テレビの内容を家族で話す家庭の子供ほど語彙が多くなると言われています。ルールを決めてテレビを活用するようにするとよいですね。
テレビを見ることで視力が悪くなるのではと心配するママもいらっしゃると思います。赤ちゃんや子供って必要以上にテレビに近づいて見ているので心配になりますよね。
でも、赤ちゃんや子供が画面にかじりつくように近くで見るのは、まだ視力が弱くよく見えないからです。
テレビを見ることですぐに視力が低下するということはないと言われています。
ただし、テレビとのつきあい方を小さいうちから教えてあげることはのちの視力低下を防ぐためにも大切なことですよね。
赤ちゃんのうちからテレビを見るときは次のことを意識するとよいですよ!
テレビとの距離をとる
テレビはパッパと画面が変わったり、強い光がでたりするので赤ちゃんには刺激的で目が疲れる原因にもなります。
あまり近づきすぎてしまうとその分だけ刺激も強くなるので、テレビの前にテーブルを置いたりベビーゲートなどでテレビに近づきすぎないように工夫してあげることが大切です。
最近のテレビは大画面化する傾向にあるのですが、大画面は赤ちゃんにとっては刺激が強すぎるんです。体の小さな赤ちゃんにとっては目の前の視野のすべてがテレビ画面になります。まるで、大人にとっての映画館での大きなスクリーンで見ているような感覚を赤ちゃんは感じることになります。
刺激が強いだけでなく、自分が画面の中に入ってしまうような感覚に成ったり現実感がなくなったように感じてしまうことがあります。お家のテレビが大きい場合はテレビからの距離を多めにとって見せてあげましょう。
時間を決めて見る
テレビの付けっぱなしが赤ちゃんや子供に悪影響を与えることはありませんが、赤ちゃんはテレビの光が気になって画面ばかり見てしまいます。
この番組だけ見せる、この時間帯だけ見せるとルールを作を作っておくとよいでしょう。朝や夕方の時間帯は子供向けの教育番組などがやっているのでそれを見ていてもらう間にママは家事をこなすことができますよね。
赤ちゃんや子供の集中力はそこまで長時間続かないので、テレビをつけっぱなしでも途中で飽きて他の遊びにうつることが多いです。
ただし、常に音や光が出ている状態なのでどうしても気になって他の遊びへの集中力も落ちてしまう傾向があります。
テレビを見るときと見ないときのメリハリをつけながら生活するようにするとよいですね。
コミュニケーションのツールとして活用する
テレビは上手に活用すれば赤ちゃんや子供世界が広がります。うちの子は今2歳になったばかりですが昨日はテレビで見たお医者さんの真似をして「ちゅうしゃしましょう~」と話していてびっくりしました。
それくらい子供ってテレビから吸収しているんですよね。なので、吸収した内容を生かすようにしてあげるとよいですよ!
「きりんさんがでているね!」「飛行機がとんでるね」などテレビで見た内容をパパやママが話しかけてあげたり、「お店屋さんごっこをしようか」「お医者さんごっこをしようか」などお子さんがテレビで興味を引かれた場面などで遊んだりするとよいでしょう。
赤ちゃんやお子さん1人で黙々とテレビを見せるのではなくて、家族で一緒に見て会話のきっかけにするとテレビによって世界が広がったり家族の会話が増えていきますよ。
ついついテレビやスマホの動画を見せて子守りをさせたくなってしまいますが、赤ちゃん1人で見せるのではなくママも一緒に見てテレビとのつきあい方を教えてあげるようにしましょう。
でも、家事をしている時間などはテレビを見て大人しくしていてくれると楽ですよね。どうしてもの時はテレビに頼るのは悪いことではありません!
しかも、テレビを見てその内容を家族で話し合う家庭ほど子供の使う言葉の数が多いというデータも出ています!テレビを見ること自体が悪いことではなくてテレビをどう見るかが大切です。
適切なテレビ視聴で赤ちゃんや子供の視力を守りながら、子供の発達を促してあげるツールだと思って上手に活用していきましょう。