ポイント
イヤイヤ期の接し方のポイントは、
- 子供の気持ちを受け止めてあげる
まずはいったん、子供の「イヤ!」という気持ちを受け止めてあげましょう。
- 話を聞いてあげる
まだ自分の思いをうまく表現できませんが、ママに聞いてほしい気持ちがあります。時間をとって子供の声に耳を傾けてあげましょう。
- 物で釣らない
物で釣ってしまうと、物がもらえることがモチベーションになってしまいます。根気よく向き合ってあげましょう。
- 頭ごなしに怒らない
自分の意見や思いを口に出すと怒られると思ってしまいます。頭ごなしに怒鳴るのはやめましょう。
イヤイヤ期の子供に接しているとこの状態が永遠に続くのかと途方に暮れてしまいますよね。
子供の中でも2つの思いをうまく扱えず混乱している時期でもあります。
この時期の子供への接し方や叱り方は大切です。どんな風に接したらよいのかを見ていきましょう。
接し方1 子供の気持ちを受け止めてあげる
まずは、子供の気持ちを聞いてあげましょう。「イヤだったんだね」「ほんとは〇〇したかったんだね」など、子供の思いを受け止めてあげましょう。
子供がわがままな自分を出した時に、親が「勝手にしなさい!」「もう知らない!」などと言ってしまうと、子供は、自分の意見を言うと受け入れてもらえないんだ、愛されないんだと思うようになります。
ママもストレスが溜まるかもしれませんが、子供の自己表現の1つだと思っていったん受け入れてあげましょう。
接し方2 話を聞いてあげる
子供の話を聞いてあげることが大切です。子供は、まだ、自分の気持ちをうまく説明できないので大人がいろいろな言葉で聞いてあげるとよいでしょう。
「もっと遊びたいの?」「どこか痛いの?」「お腹がすいたの?」など、子供が答えやすいように聞いてあげ、子供のペースで返事を待ちましょう。
接し方3 物で釣らない
やってはいけないことの1つが物で釣ることです。「ママの言うことを聞いてくれたら、お菓子を買ってあげる」など、ついつい言ってしまいがちです。
手っ取り早く言うことを聞いてもらうためについつい使いたくなりますよね。
でも、物で釣ることを繰り返していると「お菓子がもらえるからする」ということがモチベーションになってしまい、「物がもらえないならやめよう」となってしまいます。
ですので、お菓子やおもちゃなどを理由にするのはやめましょう。
接し方4 頭ごなしに怒らない
子供にとってもイヤイヤ期は葛藤の時期。自分の気持ちを表現したいことと甘えたいことの間で葛藤しています。
ですので、頭ごなしに怒るのはやめましょう。子供は、自分の思いを表現すると怒られると思ってしまいます。