ポイント
赤ちゃんが遊び飲みを始めたときにママのできる対策は7つあります。
- 授乳環境を整える
- ママも授乳に集中する
- 母乳の質を高める
- おっぱいマッサージをする
- 授乳間隔を短くする
- 哺乳瓶の乳首を替えてみる
- ミルクの温度は適切か
生まれたばかりの赤ちゃんはすごい早さで体重が増えていくので、遊び飲みばかりしているせいで体重が増えない、成長曲線に沿っていないと心配になるママも多いと思います。
ですが、遊び飲みが始まる生後2、3カ月頃からは赤ちゃんの体重増加は緩やかになります。それほど心配する必要はありませんよ。
とはいえ、あまりにも遊び飲みばかりしているとママも困ってしまいますよね。そんなときにできる対処法を紹介します。
ポイント1 授乳環境を整える
赤ちゃんの刺激となるような音や光などを避け、赤ちゃんとママが落ち着いて向き合える環境を作りましょう。テレビやラジオを消したり、静かな部屋に移動するなどしましょう。
ポイント2 ママも授乳に集中する
ながら授乳をやめましょう。スマホを見ながら、電話しながらの授乳はやめましょう。赤ちゃんの顔を見たり、話しかけたりすると赤ちゃんも落ち着いて飲んでくれますよ。
ポイント3 母乳の質を高める
赤ちゃんが飲んでくれるように、食事内容に気をつけて母乳の質を高めましょう。
カフェインは控える
体を冷やさない
ストレスを溜めない
ママの食べたものによって母乳の味が変わります。赤ちゃんが生まれたばかりの頃は食事内容に気をつけていたママも、2、3ヶ月も経つと慣れてきて食生活が乱れることもあります。
できるだけ、赤ちゃんが飲んでくれる質の良い母乳が出るように食生活を整えたり、ストレスを取り除いたりしましょう。
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ポイント4 おっぱいマッサージをする
乳首が硬かったり、乳腺が詰まっているとおっぱいが飲みにくく赤ちゃんが嫌がります。飲んでもらえないとさらに詰まる、おっぱいが張る悪循環なのでおっぱいのケアで良い状態に整えましょう。
詰まってしまったおっぱいは、自分でなんとかするのは難しいので、おっぱいマッサージを受けたり、助産師や産婦人科で相談すると良いでしょう。おっぱいのこと以外にも相談にのってくれるので安心ですよ。
ポイント5 赤ちゃんが眠そうなときに飲ませる
赤ちゃんがウトウトしているときや、手足が温かくなって眠そうなときは授乳のチャンスです。お昼寝の前や夜寝る前はよく飲みますよ。赤ちゃんが眠そうなときに乳首をくわえさせてあげて、集中して飲ませてあげるとよいでしょう。
ポイント6 授乳間隔を短くする
なかなか飲まないな、と思うときは無理にあげようとせず、さっと切り上げてみてください。次の授乳の時間を30分〜1時間後と早めにしてみましょう。赤ちゃんも気分が変わって飲んでくれることがありますよ。
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ポイント7 哺乳瓶の乳首を替えてみる
ミルクの赤ちゃんは哺乳瓶の乳首があっていないことで遊び飲みをさることがあります。乳首がつぶれて出が悪くなっていないか、月齢にあっているかなど確認してみましょう。乳首が小さいと赤ちゃんの口から外れやすいので、赤ちゃんにあった大きさを選ぶことがポイントですよ。
ポイント8 ミルクの温度は適切か
ミルクの温度が低いと嫌がる赤ちゃんもいます。ちょうどよい温度に作っても、冬場や寒い時は温度が下がってしまうので、タオルで包んだりして保温しましょう。
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