ポイント
赤ちゃんが飲み過ぎたときは次のことを試してみてください。
- 縦抱きをする
- ほんとに飲みたいのかを見極める
- おっぱい以外のことで気を紛らわす
あまりにも吐いて心配なときは、自己判断せず専門家の意見をあおぎましょう。
赤ちゃんが母乳を飲み過ぎて吐いてしまっても、それほど心配する必要はありません。新生児の赤ちゃんの胃は未熟なので吐きやすいんですよ。
吐いてばかりで苦しい思いをさせてしまっている、と思うママもいるかもしれません!
でも、赤ちゃんが吐くのは大人と違って苦しくないんです。
その証拠に赤ちゃんは吐いた後もケロッとして、すぐにおっぱいを欲しがります。お腹が空っぽになってしまってお腹がすいてしまうんですよね。
なので、吐いてしまった直後におっぱいを欲しがった場合は、またあげても大丈夫です。赤ちゃんの様子をみながらあげましょう。
飲み過ぎかな?と思ったときには次のような方法で様子を見てあげるとよいですよ♪
縦抱きをする
赤ちゃんの胃は未発達で少しの刺激で胃の中のものが簡単に出てしまいます。飲み過ぎで泣いているときには、縦抱きをしてあげましょう。
縦に抱っこしてあげることで吐きにくくなりますし、飲んだ母乳が消化しやすくなりますよ。
赤ちゃんの背中をたたいたり、揺らしすぎないようにして10分〜20分くらい抱っこしてあげると赤ちゃんも落ち着いてきますよ。
うちの子もよく飲み過ぎていたので、ゲップさせて大量に吐いてしまったときなどは縦抱っこをしてしばらくゆらゆらしてあげていると落ち着いてまたおっぱいを飲もうとしていましたよ。
▼参考 【新米ママ必見!】授乳時の赤ちゃん(新生児)の正しい抱き方
ほんとに飲みたいのか見極める
おっぱいを飲んでも泣いているときにはもっと欲しくて泣いているのか、それともお腹がいっぱいでないているのかをよく観察してみましょう。
こまめに左右交互のおっぱいを切り替える授乳をやめて、片方の乳房がやわらなくなるまであげるようなスタイルに切り替えてみると後乳まで飲めるので満足感が得られるようになります。
赤ちゃんが片方の乳房を吸い尽くすまで飲んでいるようであれば、満足しているはずなので他の理由で泣いていることが考えられます!
おむつが濡れていたり、不快だったり、ただ抱っこしてほしかったりと理由はさまざまです。最初はなれないので難しく感じるかもしれませんが、慣れてくるとだんだんわかるようになってきますよ。
おっぱい以外のことで気を紛らわす
赤ちゃんがおっぱいに執着を持って泣いていることもあります。お腹はいっぱいだけど口さみしくて泣くこともあります。
十分飲んだのに泣いているときには、お散歩にでかけたり、ママが話しかけてあげたり、おもちゃで遊んであげたりと赤ちゃんの気がまぎれるようにしてあげるとよいでしょう。
あまりにもよく吐いて心配になる時は専門家に相談してくださいね。自己判断で授乳量を減らしてしまうと、今度は量が足らなくなってしまうことがあります。産婦人科や助産師、おっぱいマッサージの先生などに相談して様子を見るのがおすすめです。
▼参考 赤ちゃんがしゃっくりでミルクや母乳を吐く。原因と止め方は?