母乳が出ない原因は?

母乳がでないのっていろいろな原因があります。「母乳の出が悪いかな?」と思ったら、次のことを確認してみてくださいね。

血行が悪い

母乳は白い血液と言われているように血液からできています。なので、血行が悪いと母乳の分泌も悪くなってしまうんです。急に寒くなったり、冬になって体が冷えることが続いたりすると血行が悪くなります。

貧血状態

産後は出産で大量の血液が体から出ていることに加えて授乳によって血液が不足して貧血状態になりやすいです。出産で体が疲れていたり、育児が忙しくて食事も簡単になってしまったりすると鉄分が不足してしまいます。

乳腺が詰まっている

乳腺に古い母乳が残ってしまうと乳腺がつまり、母乳の出が悪くなります。「母乳の分泌がよくてどんどん作られるのに赤ちゃんが飲んでくれない」「赤ちゃんが片一方のおっぱいばかり飲んでしまうので反対側が詰まってしまう」「もともと体質的に乳腺が細い」などさまざまな理由で乳腺が詰まります。

古い母乳が乳腺に残ってしまうとおいしくなくて赤ちゃんも飲まないという悪循環になり乳腺炎を引き起こしてしまうこともあります。乳腺炎になると痛みと熱で大変なので古い母乳が残ってしまうときは搾乳したりしてケアしたいですね。

ストレスが溜まっている

ストレスが溜まっていると母乳に影響がでると言われています!ストレスが溜まるとホルモンバランスが崩れたり、体に影響がでたりするため母乳の分泌が落ちてしまうことがあります。初めての出産の場合、わからないことばかりで不安も多く、体力的にも負担が大きいですよね。慣れないことで知らず知らずのうちにストレスが溜まっている場合があるので体や心を休ませる時間を持てるといいでしょう。

食事の栄養バランスが偏っている

母乳のためには食事の栄養バランスが大切です。母乳によいのは和食と言われています。お米や豆みそ汁、野菜など昔からの和食をとることでおっぱいがおいしくなるんですよ!逆にお肉などの脂っこいものや揚げ物、甘いお菓子などは血液をドロドロにするので母乳もどろっとしたり、甘ったるくなったりしておいしくありません。うちの子はカレーライスを食べたり、焼き肉を食べたときは母乳の飲みが悪かったです。きっとおいしくなかったんですね。

水分不足

血液はほとんどが水分です。同じように母乳も8割は水分です!水分は1日1リットル必要と言われていますが、母乳をあげているとその分水分が体から出て行くのでその分普段よりも多くの水分が必要となります。授乳中は普段よりも多めに水分をとるように心がけましょう。冷えた水を過剰にとってしまうとむくんだり、体が冷えてしまったりするので常温の水や白湯、温かいノンカフェインのお茶などをこまめにとるのがおすすめです。

体が疲れている

体が疲れているときも母乳の分泌がうまくできないことがあります。母乳を分泌するためにはプロラクチンというホルモンが必要です。ママは出産で体が疲れている上に、夜中の授乳でゆっくり休めなかったり、家事や育児で疲れが溜まっていますよね。睡眠不足や疲れがたまるとプロラクチンの分泌がうまく分泌されません。

赤ちゃんが上手に飲めていない

母乳は赤ちゃんが乳首を吸ってくれることで分泌が促進されます。でも、赤ちゃんも最初から上手におっぱいを飲むことができないので母乳がうまく出ないことも多いんです。ママは、赤ちゃんがしっかりと奥まで乳首をくわえこんで飲めるように手伝ってあげる必要があります。新生児の頃は吸う力も弱いので母乳が溜まっていて乳首が硬くなってると飲みにくいため、授乳前に柔らかくしてあげたりする必要があります。他にもママの乳首が陥没していたり、変形していると赤ちゃんも飲みにくいためマッサージや母乳外来で相談するなど赤ちゃんが飲みやすいように整えてあげましょう。

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