赤ちゃんに母乳を飲ませるためにママの体は頑張って母乳を作り出しています。よい母乳のためには栄養バランスのとれたものを取ることが大切です。昔ながらのごはん中心の和食や体を温めるような食べ物を選ぶようにしましょう。
白米
おいしい母乳のためには白米が大切!パンが好きな人も1日1膳はごはんを食べるようにするとよいでしょう。白米が不足してしまうと母乳が出にくくなったり、ママが低血糖になってしまうこともあります。私の行っていたおっぱいマッサージの先生もごはんを多めで栄養バランスのとれた食事をとるように!といつも言っていました。
赤みの肉や魚
授乳期のママはタンパク質80g、鉄分20mgが1日に必要だと言われています。特に出産時に大量の出血をしているので鉄分が不足しがちです。赤みの肉や魚はタンパク質や鉄分を補ってくれるので母乳を作るのには欠かせません。肉を選ぶときは、牛肉の赤身、鶏のささみや胸肉など脂身の少ない部位を選ぶようにしましょう。魚からはカルシウムを取ることができるのでおすすめです。
野菜
野菜をたくさん取るとさらっとした母乳になるので赤ちゃんもおいしく飲んでくれます。何よりも詰まりにくくなりますよ。ごぼうや人参、レンコンなどの根菜類は体を温めてくれたり、血行を良くしてくれる働きがあるので積極的に取りたいですね。ほうれん草や小松菜などの青菜の野菜はカルシウムや鉄分を多く含んでいるので意識的に取るようにしましょう。青菜の野菜は母乳の質を良くしてくれる働きもあるんですよ。
番茶やほうじ茶
温かく栄養のある飲み物をとると母乳の出がよくなります。昔から胃腸を冷やすと母乳の出が悪くなると言われています。これは、胃腸と母乳の経絡が繋がっているからなんだそうです。なので、胃腸を温める飲み物を積極的に取りたいですね。ノンカフェインの温かい番茶やほうじ茶、ハーブティーなどがあすすめです。ごぼう茶やタンポポ茶など母乳の出をよくしてくれるものもあるので試してみるとよいでしょう。
大豆製品
納豆やお味噌汁、お豆腐などの大豆製品も栄養たっぷりなので授乳中には取り入れたい食材ですね。大豆は高タンパクなのにヘルシーなのでおすすめです。豆乳は大豆イソフラボンが含まれていて母乳を増やす働きがありますよ。
質の良い母乳のためには昔ながらの和食を中心にとるようにしましょうね。白米中心で野菜を多めに取るように心がけましょう。うどんやそばもおすすめです。