赤ちゃんが少ししか飲まなくて大部分が残ってしまうっていうこともありますよね。もったいないから取っておいて次の授乳のときにまたあげようと思うかもしれません。
ですが、飲み残しのミルクは取っておいてはいけません!作り置きのミルクと飲み残しのミルクはまったく違います。
作り置きできるミルクはミルクに雑菌が混入しないで作られていることを前提に認められています。消毒を怠ったり、手を洗わずに作ってしまったりして雑菌が混入してしまえば、あっという間に増殖して赤ちゃんにとって危険なものになってしまいます。
正しい手順で清潔に作られていること前提で作り置きができるんです。一方、飲みかけのミルクは赤ちゃんが口をつけた時点で赤ちゃんの唾液に含まれる体内雑菌がミルクに混じります。
ミルクに混入した雑菌は20分経過すると急激に繁殖することが実験でわかっています。また、飲み残しのミルクを冷蔵や冷凍保存したとしても雑菌が混入していることにはかわりません!
赤ちゃんが一度口をつけたミルクは20分以内に飲みきるようにしましょう。時間が経ってしまった場合は絶対に赤ちゃんに飲ませないようにしてくださいね!もったいなくても赤ちゃんのために捨てる勇気を持つことが大切です。
赤ちゃんのために清潔なミルクを!
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