- 風邪やウイルス
- 突発性発疹
- 予防接種
- 温め過ぎ
- 離乳食
赤ちゃんが熱を出すのは風邪やウイルス感染、予防接種の副反応など大人と同じ原因があります。他にも、温めすぎや離乳食を食べ始めたことで免疫力が一時的に下がるなど、体温調節がうまくできなかったり、免疫力の弱い赤ちゃんだからこその理由も。
風邪やウイルス
赤ちゃんの発熱で多いのは風邪やウイルス細菌によって発熱するケースです。赤ちゃんはママのお腹の中では無菌状態で過ごしていましたが、外の世界ではいろんなウイルスや菌に対応していかなければなりません。風邪やウイルスなどの最近が赤ちゃんの体の中に入ると、その細菌を熱でやっつけようとするため発熱して体温が上がります。
突発性発疹
こちらも赤ちゃんに多い発熱の原因です。突発性発疹はヒトヘルペスウイルスが原因で、感染すると3~4日高熱が続きます。高いときには40度くらいの熱が出ることも。
]熱が下がり始めると全身に発疹の症状があらわれ、2~3日すると消えていきます。突発性発疹は治療方法が特にありません。熱の下がり始めに発疹がでてくることで突発性発疹だったと気づことが多いようです。突発性発疹の発熱の場合、機嫌が悪くなったり下痢になる赤ちゃんもいます。
▼参考 赤ちゃんの発疹(顔、足、背中、お腹)対処法!熱なしや赤くないときも
予防接種
月齢の低い赤ちゃんは予防接種で発熱することがあります。注射をすることで弱い細菌を体の中に入れるため、それに反応して発熱することがあります。予防接種の副作用として発熱することは珍しくありません。でも、赤ちゃんの様子がいつもと違っていたり、機嫌が悪いときなどは医師に相談してください。
温め過ぎ
赤ちゃんが風邪をひいているとついつい厚着させてき込ませすぎたり、部屋の温度を上げすぎたりしてしまいます。必要以上に厚着をさせるとそれが原因で体温が上がってしまうことがあります。
赤ちゃんは体温調節が未熟なので、着ている服や部屋の温度に影響を受けます。風邪だから温めなくちゃ!と思って着込ませすぎてしまうと、のぼせたような状態になって体温が上がってしまいます。
離乳食
離乳食がスタートする生後5ヶ月~6ヶ月頃も赤ちゃんの発熱が多くなります。赤ちゃんはママの母乳から免疫をもらっていますが、離乳食が始まって母乳が減ることでママからもらう免疫が減っていきます。加えて、固形物を食べることで胃腸の働きが弱まって、免疫が下がり発熱してしまうことがあります。