ポイント
治療法は2種類です。
光線療法
24時間保育器の中で光を浴びて、ビルビリンの値をさげていきます。
交換輸血
急を要する場合などは、血液を輸血しビルビリンの値を下げます。
黄疸は、生後2、3日から出始め、1週間から10日ほどで治りますが母乳の赤ちゃんは1ヶ月近く出ることもあります。
あまりにも長引く場合や強く黄疸が出ているときは、小児科で相談しましょう。
生理的な黄疸には治療は必要ありませんが、病気の場合は体内のビルビリン濃度を下げる必要があります。
治療には光線療法と交換輸血の2種類があります。
光線療法
赤ちゃんはオムツ一枚になり、アイマスクをつけた状態で24時間保育器の中で過ごします。
授乳やオムツを替えるときは以外は、保育器の中で光を浴びてすごします。
これは、赤ちゃんを光に当てることでビルビリンを水に溶けやすくし、体外に排出しやすくします。
24時間過ごした後、ビルビリンの値を測定します。まだ、高いときにはさらに12時間〜24時間光を浴びることになります。
交換輸血
これは、輸血により体内の血液を交換する方法です。
赤ちゃんの血液中のビルビリン値が異常に高い場合や、早急に濃度を下げる必要があるときには交換輸血が行われます。
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