健康なうんちの特徴
- 黄色に近い黄土色
胆汁に含まれている成分によって黄色っぽくなります。 - 水っぽく柔らかいペースト状
ミルクや母乳を飲んでいるうちは柔らかいうんちをします。 - 臭いは無臭~少し酸っぱい
腸内のビフィズス菌の影響で臭いはほぼ無臭です。
白いカスやつぶつぶは、余分な脂肪やカルシウム。健康には問題ありません。
正常なうんちは黄色に近い黄土色をしています。
これは、胆汁に含まれているビリルビンという成分の影響を受けているから。ビリルビンには黄色色素が含まれるので、黄色っぽいうんちになるんですよ。
健康なうんちの状態は?
母乳やミルクを飲んでいる赤ちゃんは柔らかく水っぽいうんちをします。状態は、柔らかいペースト状。かぼちゃペーストのようなうんちですね。
初めて見るママは下痢なの?と心配になるような柔らかさですが、問題ありません。
離乳食が始まるまでは柔らかく水っぽいようなうんちが続きますよ。母乳の方がミルクよりもややゆるく、やや黄色っぽいです。
健康なうんちの臭いは?
生まれたばかりの赤ちゃんのうんちはほぼ無臭です。これは、腸内のビフィズス菌の働きによるものです。
生まれたばかりの頃は、腸内をビフィズス菌が9割を占めているため赤ちゃんのうんちは無臭か少し酸っぱいような臭いなんです。離乳食が始まるとだんだん臭うようになっていきます。
しかし、ミルクや母乳しか飲んでいないのに腐敗臭がする場合は腸内の菌のバランスが崩れている可能性があります。
赤ちゃんの機嫌が悪かったり熱があれば、早めに病院に行きましょう。
白いカスやつぶつぶは?
母乳やミルクのころに白いカスや白いつぶつぶが混じることもあります。
これは、脂肪やカルシウムなどが消化されずに出てきたものです。まったく心配はありませんので、安心してくださいね。
緑色のうんちは?
黄色っぽいうんちの他に見かける頻度の高い色が緑色です。
緑色のうんちってびっくりしますが、赤ちゃんの健康にはまったく問題ありません!安心してくださいね。
赤ちゃんが便秘気味でうんちがお腹の中に長くとどまると、ビリルビンが酸化して緑色になります。
他にも腸内の細菌の変化やpHの違いなどで緑色になることもあります。また、黄色いうんちとしてでても、外の空気で酸化して緑色になることもありますよ。