では、実際にはどうやってタンデム授乳をしたらよいのでしょうか?
タンデム授乳はちょっとしたコツさえつかめば意外に簡単なんですよ!
タンデム授乳のやり方
下の子が産まれる頃には上の子は1人でお座りができるようになっていると思います。
- 赤ちゃんを授乳クッションに寝かせてどちらかのおっぱいを吸わせます。
- 上の子は反対のおっぱいの方に座ってもらって吸わせます。
ママのおっぱいを上の子の口の高さを合わせる必要があるので、最初はなれないかもしれませんが、クッションや座布団などで調整しながらやりやすい高さを見つけていきましょう。
下の子もお座りできるようになれば、2人とも縦抱きにして授乳できるようになります。そうなるとママの負担もずっと減りますよ!
タンデム授乳のコツ
まずは、下の子から先に授乳をしましょう。
上の子の方が飲む量が多いので下のこの分まで飲み尽くしてしまうことも。まずは下の子にあげてから上の子にあげるようにするとよいでしょう。
もし、上の子が赤ちゃんを押しのけて飲もうとするときには言葉で説明してあげましょう。2歳くらいであれば話せば伝わることが多くなっています。「少し待っていてね」「〇〇ちゃんが飲んだ後にあげるね」と伝えて、理解してもらうようにしましょう。
それでも、2歳くらいだと理解はできるものの気持ちがついていかなくてイヤイヤ怒ることがあるかもしれません。魔の二歳児と言われるこのころの癇癪はパワフルですよね。
そんなときには、上の子に先に少しだけあげて気持ちを落ち着かせてあげてから下の子に授乳してみましょう。ただし、泣いたり怒ったりすれば先にもらえると思ってしまうこともあるので様子を見ながら行ってください。