ポイント
赤ちゃんの睡眠が短い原因は3つです。
- 肉体的なもの
- 心理的なもの
- 病気によるもの
病気による場合は赤ちゃんの様子をよく観察して、病院で診断してもらいましょう。
お腹の中から外に出てきたばかりの赤ちゃんは、昼夜の区別がついていません。
そのため、お腹が空いたら起きて、いっぱいになったら寝る、を繰り返しているんですよ。
新生児の頃は眠りも浅く少しの音や光などの刺激で目が覚めてしまいます。
新生児というとよく寝るというイメージですが、中にはなかなか寝なくてママも困ってしまうことがあります。
眠りには個人差がありますが、あまりにも寝ない場合は次のような原因が考えられます。
新生児の睡眠が短い原因は大きく分けて3つです。
肉体的なもの
赤ちゃんはお腹が空いているとぐっすり眠れません。
しっかりと母乳やミルクが飲めているかチェックしましょう。ミルクよりも母乳の方が早くお腹が空きます。
赤ちゃんが短い時間しか寝てくれない場合、完全母乳にこだわらずミルクを併用するのも1つの手です。
また、授乳の後は必ずゲップをさせてあげましょう。オムツが濡れて気持ち悪くないか、室温は快適か、など赤ちゃんにとって心地よい環境を整えてあげましょう。
心理的なもの
ママのお腹のなかで10ヶ月過ごしてきた赤ちゃんは、外の世界に出てきたことで不安や心細さを感じていることがあります。
肉体的な原因を取り除いても寝る時間が短い場合は抱っこをしたり、添い寝をしたりして、赤ちゃんを安心させてあげるとよいでしょう。
日中、たくさんの人に会った日や、お出かけした日など、刺激の多い1日を過ごした日は、興奮してなかなか寝ない上に、すぐに起きてしまうことがあります。
病気によるもの
赤ちゃんがなかなか寝ないことに加えて、泣き止まないときやいつもと様子が違うときは病院へ連れて行った方がよいこともあります。
泣き方がいつもと違う、と思うときや次のような症状が見られるときには病院で診断してもらいましょう。
- お腹を丸めるようにして激しく泣く
- 顔面が蒼白
- 発熱している
- 痙攣している
- 下痢や嘔吐などの症状がある
泣き方が苦しそうだったり、いつもより声が大きかったりと、普段と違います。
普段から赤ちゃんの様子を観察しておくと、些細な変化でも気づくことができますよ。
病院に行った方がよいのか迷う場合や、夜間などで外出が難しい場合は、電話での相談窓口もありますので、事前に控えておくと安心です。
自治体が受け付けているものや、加入している健康保険組合のものなどもあります。
困ったときにどこに相談すればよいのか事前に確認しておきましょう。
▼参考 新生児赤ちゃんが夜に寝ない!原因と考えられる病気はある?