ポイント
座薬を使用するときは次の点に注意しましょう。
- 手足が冷たかったらささない
- 使った時間を覚えておく
- 座薬は冷蔵庫で保管しておく
- 子供の体重を覚えておく
- 病院で処方されてたものを使う
赤ちゃんの体重に合わせて座薬を切るときは清潔なハサミや刃物を使い、切り口が斜めになるようにしましょう。
座薬は冷蔵庫からだすと柔らかくなって切りにくくなるので冷蔵庫からだしたらすぐにカットしましょう。
座薬をあまり使ったことがないママも多いかもしれません。座薬を使用するときや保存には注意点があります。次の点を守って使用するようにしましょう。
手足が冷たかったらささない
手足が冷たいうちはまだ熱が上がりきっていません。これからさらに熱が上がることが考えられるのでもう少し様子を見ておきましょう。
使った時間を覚えておく
座薬を使うのは6時間以上あけておくように指示されます。なかなか熱が下がらないとすぐにまた座薬をさしたくなってしまいますが必ず6時間以上あけましょう。また、座薬の使用回数は1日2回までです。
座薬は冷蔵庫で保管しておく
座薬は必ず冷蔵庫で保管しておきましょう。暖かい場所では溶けてしまうためいざ使おうと思ったときに溶けてしまっている可能性があります。必要なときに使えるように正しく保管しましょう。
子供の体重を覚えておく
体重によって使用量が決まっています。薬局で処方される際に4分の3くらいにきって使ってくださいなど指示がありますので必ず守るようにしましょう。体重1kgあたり10〜15mgが目安です。
座薬の切り方
座薬を切って使用するように指示されたときは、清潔な刃のハサミや包丁で切ります。刃が乾燥しているものを使いましょう。手ではキレイにちぎれないので必ず刃物で切るようにしましょう。
キレイに切るために、ハサミや包丁の刃をお湯などで温めておくのがおすすめです!座薬は冷蔵庫から出した直後に切るようにしましょう。冷蔵庫から出して外においておくとどんどんやわらなくなるので切るときは気をつけましょう。
座薬を切るときは、切り口が斜めになるように切るとよいでしょう。座薬は先端が細くなっているので斜めに切ることで分量が調節できます。
病院で処方されたものを使う
座薬に含まれている解熱剤には種類があり、赤ちゃんや子供が安全に使えるのは「アセトアミノフェン」という成分のみでできています。
大人用の座薬や自分で薬局で購入してきたものはアセトアミノフェン以外の成分が含まれているため使用は控えた方がよいでしょう。
特にアスピリンは副作用の危険があるので赤ちゃんには使用してはいけません。必ず小児科など病院で子供用に処方されたものを使うようにしましょう。