ポイント
- 体にウイルスや細菌が入ると体温を上げてウイルスを退治しようとします。
- 熱を出すことで体が免疫を獲得していく段階なので解熱剤はむやみに使わない方がいいと言われています。
- 赤ちゃんが苦しがっていたり、眠れない場合は熱をさげるために使用してあげましょう。
- 熱の他に心配な症状がない場合は自然治癒力に頼ってみてもよいでしょう。
お医者さんの中には「解熱剤は使わない方がいい」と言う方がたくさんいます。なぜなら、熱がでるというのは体に入ったウイルスや細菌を死滅させるために必要な反応だからです。
ウイルスや細菌が体に入ると脳から「熱をだす!」という指令が送られます。それによって体が熱を出すんですね。
熱が出ると体の中では次のようなことが起こっています。
- ウイルスや細菌は低温で繁殖しやすいため、体温を上げることで繁殖を防ぐ
- 病原菌をやっつけるために白血球が活発に活動する
- 免疫反応が高まり体に入ったウイルスや細菌を攻撃する
熱を出すことで体がウイルスと戦っているので、むやみに熱を下げるべきではないという考えがあります。解熱剤を使わず自然治癒によって治すことで免疫力が強くなるとも言われています。
赤ちゃんは生後6ヶ月をすぎてくると熱を出すことが増えてきます。これは、ママからもらった免疫が切れてくる時期で自ら免疫力を獲得していく時期だからです。
熱をだすことで免疫力が育っていくので赤ちゃんにとっては成長に必要なプロセスだといえますよね。
自然治癒力に頼っていい時は?
赤ちゃんの免疫力を高めるためにも自然治癒で治してあげたいですよね。では、どんなときであれば自然治癒力に任せる処置をとっても大丈夫なのか見ていきましょう。
熱の高さとともに次の点をチェックします。
・水分をとれるか
・食欲はあるか
・おしっこは出ているか
・お腹が固くないか
問題がなければ自然治癒を考えても大丈夫です。赤ちゃんが熱を出すと心配ですが、まずママは赤ちゃんが持っている自然治癒力を信じて見守りましょう。
必要以上に症状を抑えたりせず、必要なサポートができるようにしておきます。元気そうであれば遊ばせてかまいませんし、無理に寝かせる必要はありません。